岸利至

岸利至（きし としゆき、1969年10月17日 - ）は、日本の音楽シーンにおいて多岐にわたる才能を発揮する音楽プロデューサー、ミュージシャン、音楽監督、作曲家、編曲家です。千葉県出身で、血液型はO型です。

多彩な音楽活動

abingdon boys school、JUNK FUNK PUNK、TWO TRIBES、ever-glee (ex PGP / STA )、NUL.、MATA-HARIといったバンドのメンバーとしての活動に加え、tko、tko stream名義でソロ活動も展開しています。ジャンルにとらわれず、作曲、演奏、アレンジ、プロデュース、リミックスなど、幅広い分野でその才能を発揮しています。

サポートアーティスト

高橋幸宏、細野晴臣、坂本龍一、Yellow Magic Orchestra（YMO）といった伝説的なミュージシャンから、布袋寅泰、今井美樹、T.M.Revolution、SMAP、ゴスペラーズ、Cocco、Dr.StrangeLove、DAIGO☆STARDUST、谷口宗一、Tetsuya（L'Arc〜en〜Ciel）など、数多くの著名アーティストのサポートも務めています。

主な作品

中野裕之監督の映画『RED SHADOW 赤影』の音楽監督、Jリーグ公式入場曲「THE GLORY」の作・編曲・プロデュース、テレビ東京系『ガイアの夜明け』メインテーマの作・編曲など、誰もが耳にしたことのある楽曲を手がけています。また、布袋寅泰と共にクエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』の音楽制作にも参加しています。

経歴

千葉県立東葛飾高等学校を卒業後、中央大学法学部、ヤマハ音楽院に進学。1991年に坂本龍一のシンセサイザー・オペレーターとして音楽キャリアをスタートさせました。その後、YMO、今井美樹、ORIGINAL LOVE|Original_Love、布袋寅泰、THE ALFEE|THE_ALFEE、高見沢俊彦（ソロ）などのライブやレコーディングに数多く参加するようになります。

幅広い音楽担当作品

岸利至は、テレビ、映画、ゲーム、CMなど、多岐にわたるメディアで音楽を担当しています。

テレビ東京「日経スペシャル ガイアの夜明け」テーマソング「鼓動」作・編曲、挿入曲「夜空の花」編曲
Jリーグ アンセム「THE GLORY」作・編曲
映画「RED SHADOW 赤影」（2001年公開）音楽監督/作・編曲
映画「七瀬ふたたび」（2010年公開）音楽監督/作・編曲
BSフジ「古事記の世界」テーマ音楽、サウンドトラック 作・編曲
ドキュメンタリー「淀川 2009-2010 -知られざる生命の営み-」 サウンドトラック
鹿島アントラーズ 「The Battle ver.2.2 for 鹿島アントラーズ」作・編曲
PS3/PS Vita用 Game 「J-Stars ビクトリーバーサス」 作・編曲
PS4/Xbox ソフト「ドラゴンボールファイターズZ」作・編曲
PS Vita用ゲームソフト「デジモンワールド-next order-」

その他、多数のゲーム音楽やCM音楽を手がけています。

主な編曲作品

西川貴教、Cocco、THE ALFEE|THE_ALFEE、ゴスペラーズ、森友嵐士、クアイフ、高橋みなみなど、多くのアーティストの楽曲を編曲しています。

プロデュース作品

THE ALFEE|THE_ALFEE、AVEC、AYABIE、ARP、石井ゆき、鵜島仁文、グン、Cocco、ゴスペラーズ、酒井ミキオ、椎名慶治、SMAP、高橋幸宏、玉置成実、DAIGO☆STARDUST、T.M.Revolution、NOKKO、ビビアン・スー、luzなど、幅広いジャンルのアーティストのプロデュースを手がけています。

リミックス作品

高橋幸宏、高野寛、COLD CUT、布袋寅泰、相川七瀬など、国内外のアーティストのリミックスも手がけています。

バンド活動

abingdon boys school、JUNK FUNK PUNK、TWO TRIBESなどのバンドで、独自の音楽性を追求しています。

ライブ・ツアー参加

1990年代から現在に至るまで、坂本龍一、YMO、今井美樹、布袋寅泰、TETSUYA（L'Arc〜en〜Ciel）、abingdon boys schoolなど、数多くのアーティストのライブやツアーにサポートミュージシャンとして参加しています。

その他

高校時代はフェンシング部に所属し、全国大会に出場した経験も持っています。

岸利至は、その幅広い知識と経験、そしてジャンルにとらわれない自由な発想で、日本の音楽シーンに多大な影響を与え続けている音楽家です。

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