アルバム概要
『THIS IS MY STORY』(ズィス・イズ・マイ・ストーリー)は、日本の人気ロックバンド
THE BAWDIESがリリースした3枚目のアルバムです。このアルバムは、前作から1年2か月のインターバルを経て、
2009年に発売されました。リリースにあたり、アナログ盤も同時に販売され、今もなお多くのファンに愛されています。
プロデューサーとリリースの背景
本作では、LOPE PSYCHEDELICOのNAOKIが数曲をプロデュースしており、その影響も感じさせます。また、
THE BAWDIESは本アルバムから新たにレーベル「Getting Better」に移籍し、
ビクターエンタテインメントの傘下としてメジャーデビューを果たしました。これにより、バンドの
音楽キャリアにおいて重要な一歩を刻むことになりました。
特別なエピソード
アルバムリリース後には、著名なミュージシャンである
ポール・ウェラーが来日した際、メンバー自らが彼にこのアルバムを手渡しました。ポールはライブ開演前にアルバムを聴き、大絶賛。その熱意により、翌日のライブでオープニングアクトを依頼される場面もありましたが、
THE BAWDIES自身もその日ライブを控えており、この機会は実現しませんでした。このエピソードは、バンドにとって特別な記憶となったことでしょう。
賞の受賞
『THIS IS MY STORY』は、第2回
CDショップ大賞において邦楽大賞に選ばれるなど、商業的な成功を収めており、その質の高い楽曲は多くのリスナーに評価されています。
音楽シーンにおける影響力を証明した一枚でもあります。
収録曲
アルバムには以下のトラックが収められています。各楽曲は全てバンドのメンバーによって作詞・作曲が行われており、その全編曲も
THE BAWDIESが手がけています。
- 作詞・作曲:渡辺亮
- 本作発売前の
2009年3月4日に7インチシングルとしてリリースされた。
- 作詞・作曲:渡辺亮
- - EVERYDAY'S A NEW DAY (2:42)
- 作詞・作曲:渡辺亮
- - NOBODY KNOWS MY SORROW (3:40)
- 作詞・作曲:渡辺亮
-
2009年3月4日発売のシングルのカップリング曲。
- 作詞・作曲:渡辺亮
- 作詞・作曲:渡辺亮
- 後に『IT'S TOO LATE』(
2009年11月4日発売)のアナログ盤のカップリングとしてリカットされる。
- 作詞・作曲:舟山卓
- 作詞・作曲:渡辺亮
- 作詞・作曲:渡辺亮
- - LEAVE YOUR TROUBLES (3:40)
- 作詞・作曲:渡辺亮
- 作詞・作曲:渡辺亮
バンドのエネルギッシュなパフォーマンスが詰まったこのアルバムは、彼らの個性を存分に表現した作品であり、ロック
音楽の魅力を再確認させてくれる一枚です。