アルバム『TIME AND TIDE』の紹介
『TIME AND TIDE』は、日本の音楽ユニット・ALFEEによって
1979年8月21日にリリースされた2枚目のオリジナル
アルバムです。本作は、ALFEE名義としては初めての
アルバムであり、前作である『青春の記憶』から約4年ぶりの新作となりました。
当
アルバムは、F-LABELからLP盤とカセットテープ(CT)として発売され、音楽の進化を象徴する重要な作品です。
1985年にはCDとして初めてリリースされ、
1990年の再発、さらにはメジャーデビュー15周年や35周年を記念した特別バージョンも登場しました。
曲の構成
本作では、
高見沢俊彦がほぼ全ての曲の作詞と作曲を手掛けており、ALFEEの独自の音楽スタイルが際立っています。一方、
坂崎幸之助が作詞を担当した「街角のヒーロー」と「セイリング」も収録されており、多様な楽曲が揃っています。なお、表題曲として制作された楽曲は未収録で、その後の
アルバム『
ALFEE'S LAW』に収められることとなりました。
収録曲一覧
1.
解説
2.
雨
3.
街の灯
4.
四季つれづれ
5.
星降る夜に…
- (5th
シングルの表題曲)
6.
ゲーム・オーバー
7.
さよならはさりげなく
- (4th
シングルのカップリング曲)
8.
夜汽車
9.
街角のヒーロー
- (5th
シングルのカップリング曲)
10.
ラブレター
- (3rd
シングルの表題曲)
11.
メモアール
12.
セイリング
- (
坂崎幸之助がリードボーカルを務めた楽曲)
13.
過ぎ去りし日々
- (3rd
シングルのカップリング曲)
ミュージシャンの参加
この
アルバムには、メンバー3人がそれぞれの役割を担い、演奏しています。具体的には、
坂崎幸之助がボーカルとアコースティックギター、そしてダブロ・ギターを担当しています。また、
高見沢俊彦はボーカル、エレキギター、マンドリンを演奏し、
桜井賢はボーカルとエレキベースを担当しています。
タイアップ情報
「街角のヒーロー」は
1979年度のショウワノートのCFソングとしても使われ、広く知られるようになりました。
『TIME AND TIDE』は、ALFEEの音楽性の確立に寄与し、リスナーに対して新たな感動と魅力を提供する作品となっています。その音楽の深さとメッセージは、今なお多くのファンに愛される理由となっています。