TOPIX Core30

TOPIX Core30（トピックス コア30）は、東京証券取引所が算出・公表している株価指数の一つです。TOPIX（東証株価指数）ニューインデックスシリーズを構成しており、東証に上場する全銘柄の中から、特に時価総額と流動性の高い30銘柄を選抜し、その株価を指数化したものです。

指数の算出方法

TOPIX Core30は、1998年4月1日を基準日とし、その日の時価総額を1000ポイントとして算出されます。構成銘柄の株価変動に応じて指数が変動し、市場全体の動向を把握するための指標として利用されています。

構成銘柄の見直し

市場の実勢をより適切に反映させるため、TOPIX Core30の構成銘柄は年に1回、定期的に見直しが行われます。毎年10月に銘柄の入れ替えが実施され、時価総額や流動性の変化に応じて、新しい銘柄が採用されたり、既存の銘柄が除外されたりします。この見直しによって、常に市場を代表する企業群が指数に反映されるようになっています。

構成銘柄

2024年10月31日現在の構成銘柄は、銘柄コード順に以下の通りです。

* （実際の銘柄リストは省略。最新の情報は日本取引所グループのウェブサイト等でご確認ください。）

TOPIX Large70との関係

TOPIX Core30は、TOPIX Large70とともに、TOPIX100を構成する要素となっています。TOPIX Large70は、Core30に次ぐ時価総額と流動性を持つ70銘柄で構成されており、これら100銘柄でTOPIX市場全体の約7割を占めています。

TOPIX Core30先物

TOPIX Core30を対象とした先物取引も提供されており、投資家はTOPIX Core30の値動きを利用した取引やヘッジ戦略を行うことができます。TOPIX Core30先物は、日本取引所グループ（JPX）で取引されています。

その他

TOPIX Core30は、日本の株式市場の動向を把握するための重要な指標の一つであり、投資判断やポートフォリオ構築において広く活用されています。関連指標として、日経平均株価や東証スタンダード市場TOP20などがあります。

詳細な情報や最新のデータについては、日本取引所グループのウェブサイトや関連情報源をご参照ください。

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