TOYOTA SUPER WORLD COUNTDOWNは、
2000年から
2001年にかけてTOKYO FMをキー局としてJFN系列36局で放送された
音楽ランキング番組です。
トヨタ自動車がスポンサーを務め、毎週土曜日の午後に
渋谷スペイン坂スタジオから
生放送されました。
この番組は、
1994年から6年間続いた『TOYOTA WEEKLY ALBUM TOP10』の後継番組としてスタートしました。パーソナリティは、『WEEKLY ALBUM TOP10』の最終期を担当した川上真二と
有坂来瞳が引き続き務め、息の合ったコンビネーションで番組を盛り上げました。
番組の主な内容は、最新の邦楽シングルチャートトップ10に加え、全米
ビルボードチャート、全英ヒットチャートのトップ10を発表するという、3つのランキング要素を組み合わせたものでした。これにより、国内外の最新
音楽トレンドを網羅的に把握することができました。また、毎週1組のゲストをスタジオに迎え、最新曲やアルバムの魅力、今後の展望などをパーソナリティとトークするコーナーも設けられていました。人気ゲストが登場する際には、スタジオ前に多くのファンが詰めかけることもありました。
しかし、JFN加盟局の中には、FM三重のように自社制作番組を放送していたため、ネットされなかった局もありました。番組は
2001年9月29日に終了し、翌週からは後番組『TOYOTA SOUND IN MY LIFE』に引き継がれました。この後番組でも、川上・有坂コンビが初代パーソナリティを担当しました。
最終回で1位を獲得した楽曲は、以下の通りです。
JAPANチャート1位:「ひとひらの自由」(GLAY)
U.S.チャート1位:「Fallin'」(アリシア・キーズ)
* U.K.チャート1位:「Can't Get You Out Of My Head」(
カイリー・ミノーグ)
この番組は、当時の
音楽シーンを反映し、多くのリスナーに愛されました。番組終了後も、その影響は様々な形で語り継がれています。