TRIBAY CAPITAL

TRIBAY CAPITAL株式会社について

概要

TRIBAY CAPITAL株式会社（トライベイキャピタル）は、日本に本社を置く投資会社です。東京都千代田区に本社を構え、投資管理や企業コンサルティング、事業開発を行っています。この会社は、日本国内での投資だけでなく、シンガポール、香港、フィリピンなど海外にも拠点を展開しながら、国際的な投資活動を積極的に推進しています。

TRIBAY CAPITALの代表取締役は三浦清志氏であり、同じビル内に妻の三浦瑠麗氏が率いる山猫総合研究所も設立されています。これにより、企業間の連携がよりスムーズに進む環境が整っています。

沿革

TRIBAY CAPITALは2014年7月に設立された比較的新しい企業です。設立から数年で急速に成長を遂げ、2021年には関連会社として株式会社トライベイを立ち上げました。同年9月には、ゴールドマン・サックス証券をアレンジャーにして5億円のグリーンボンドを発行しました。この資金は2022年までに出力50キロワット未満の「低圧」太陽光発電所50カ所の開発に利用されることが報じられ、これにより再生可能エネルギーへの積極的な投資が進められています。

さらに、TRIBAY CAPITALは香港のグリーン・トランジション・パートナーズと提携し、今後3年間で総出力20万キロワットの新たな太陽光発電の開発も計画しています。この動きは、持続可能なエネルギー源の開発における明確なビジョンを示すものです。

しかし、2023年3月には会社の預金口座から不正に金銭を振り込ませたとして、三浦清志氏が業務上横領容疑で逮捕されるという事件が発生しました。同月27日には業務上横領罪で起訴され、企業としての信頼性が試される状況に置かれています。

役員構成

TRIBAY CAPITALの組織は、マネージング・ディレクターおよび日本オフィスヘッドとして三浦清志氏が在籍する他、シンガポールオフィスヘッドにはエリック・プリングトン氏が任命されています。

関連会社

TRIBAY CAPITALには多くの関連会社が存在しています。日本国内では、株式会社トライベイが再生可能エネルギー資産の開発や管理を手掛けており、東日本エネルギー開発合同会社や合同会社SANNOも中小再生可能エネルギー資産の保有に取り組んでいます。また、SAKECAPITAL株式会社は日本酒の輸出や業界へのコンサルティングに特化し、TRIBAY WEALTHTECH株式会社は排出権取引を行っています。

さらに、一般社団法人デジタルエミッションは再生可能エネルギー資産の管理を行うなど、広範なビジネス展開をしています。海外では、シンガポールにあるTribay Asset Holdings PTELTD、Tribay Engineering PTE LTD、Digital Emissions PTE LTD、および香港のWealthtech Global Limited、フィリピンのJapan Mindanao Friendship Farmなど、多岐にわたる関連ブランドを展開しています。

結論

TRIBAY CAPITAL株式会社は、持続可能な投資や再生可能エネルギー分野に注力している先進的な企業であり、今後の成長が期待されています。しかし、経営トップの逮捕という不祥事も抱えており、その対応が今後の企業価値に大きな影響を与えることでしょう。

もう一度検索