TRIBE 流星のロックマン 武闘外伝

TRIBE 流星のロックマン 武闘外伝

『TRIBE 流星のロックマン 武闘外伝』は、板垣雅也によって描かれた日本の漫画作品で、2008年の『月刊コロコロコミック』において連載されました。この作品はカプコンのゲームシリーズ「流星のロックマン2」を基にしながらも、独自の世界観を展開しています。物語は、ロックマンたちがそれぞれのトライブを駆使してムー大陸に挑む姿を描き、多彩なキャラクターやアクション満載のストーリーが特徴です。

ストーリー概要

主人公は流星のR一族の生き残りであるベルセルクです。彼は幼少期に彼の一族を滅ぼした敵、ブライと再度戦うことを決意し、ムー大陸へと旅立ちます。この旅の中で、彼はさまざまな仲間と敵、フロアマスターと呼ばれる強力なキャラクターたちと出会い、数々の戦いを繰り広げます。物語は戦闘を重ねながら、ベルセルクが内に抱える葛藤や成長を描いており、読者を引き込みます。

主な登場キャラクター

• - ベルセルク: 本作の主人公で、サンダーベルセルクにトライブオンしています。彼の必殺技「サンダースラッシュ」は、剣から放たれる電流で、強力な攻撃力を誇ります。性格は好戦的で、「コノヤロー」という口癖を持っています。

• - ダイナソー: ファイヤーダイナソーにトライブオンしたロックマンで、非常に高い攻撃力を持ちます。彼の技「ダイナキャノン」は強烈ですが、高所恐怖症で泣き虫な一面も持つキャラクターです。当初は敵として登場し、ベルセルクとの戦いを経て正気を取り戻します。

• - シノビ: グリーンシノビにトライブオンしたキャラクターで、手裏剣を使った「シノビシュリケン」を使います。自分を天才と名乗り、少し暗い性格で、物語の中でも特異な立ち位置を占めています。

• - トライブ・キング: ベルセルク、ダイナソー、シノビのトライブを融合させたキャラクターで、物語の重要な要素を担っています。

• - ブライ: ムー大陸の最上階のフロアマスターであり、影のような存在のファントム・ブラックと共に幾多の強敵を次々と倒していく孤高の戦士です。彼の行動が物語の転機をもたらします。

ムー大陸

本作の舞台であるムー大陸は、各階に異なるフロアマスターが君臨している戦場です。各フロアには独自の特色があり、戦闘の舞台として多様なギミックが用意されています。物語が進行する中で、ミステリアスなこの大陸の謎が次第に明らかになっていきます。

書誌情報

この作品は、2008年9月2日に小学館より初版が発行され、てんとう虫コミックスとして流通しています。ISBN番号は978-4-09-140666-8です。

『TRIBE 流星のロックマン 武闘外伝』は、アクションと冒険、友情の要素が見事に融合した作品であり、多くのファンに愛されています。特に、オリジナルキャラクターたちの魅力的な成長や戦いが、読者に新たな驚きを提供しています。

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