TVおじゃマンモス

『TVおじゃマンモス』は、日本テレビ系列で放送された日本製のバラエティ番組で、1994年4月3日から1998年3月29日まで放送されました。この番組は、土曜夕方に放送されていた『TVおじゃマンボウ』の姉妹番組としてスタートしました。両番組は同じスタジオで収録され、番組スタッフは『おじゃマンボウ』の収録が終わった後にセットを改装して本番組の収録を行っていました。

放送時間については、最初の頃は日曜の昼間に80分の枠で放送されていました。しかし、1996年秋の改編によって、日曜の10:55枠に移動し、放送時間は30分に短縮されました。この変更により、中京テレビで放送されていた自社製作番組『デラでら!早見英語塾』は影響を受け、本番組のネットを打ち切ることとなりました。さらに、当時日曜の10:55枠で放送を行っていた読売テレビでも、別番組『西村由紀江の日曜はピアノ気分』があり、放送時間の移動は各局に影響を及ぼしました。

『TVおじゃマンモス』の放送スケジュールは次の通りです。1994年4月3日から1996年9月29日までは、日曜の11:40から13:00までの時間帯で放送されました。その後、1996年10月6日から1998年3月29日までは、日曜の10:55から11:25までの30分に縮小されて放送されました。

番組の司会を務めたのはヒロミ、森脇健児、水島裕允の3人で、その他にもレギュラー出演者やナレーターの古川登志夫が参加していました。この番組では、様々なユニークな企画が実施され、「仮装大賞挑戦」や「鳥人間コンテスト挑戦」など、メンバー全員が協力して参加しました。特に「鳥人間コンテスト」では、大学生の協力を得て人力飛行機を組み立て、森脇と羽田が実際にコンテストに挑戦するなど、意欲的な内容が話題を呼びました。

さらに、若者たちとの交流を持つ「高校生クイズ」をサポートする企画も展開され、リスナーの間で人気を博しました。音楽も忘れられない要素であり、番組の歴代エンディングテーマには、サザンオールスターズの『マンピーのG★SPOT』や、工藤静香の『7』、鈴木蘭々の『なんで なんで ナンデ？』など、多種多様な曲が用意されていました。加えて、羽田惠理香の『SHA・LA・LA』や、MULTI MAXの『どうだい』、NOKKOの『GO GO HAPPY DAY』といった楽曲もまとめて放送され、視聴者に親しまれました。これらの要素が融合することで、番組は当時の人気を博し、テレビバラエティの一つのスタイルを確立しました。

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