Terminal (浜崎あゆみの曲)

2014年10月1日、浜崎あゆみの52作目のシングル「Terminal」がリリースされました。発売元はavex traxです。

このシングルは、同年7月にリリースされた15枚目のオリジナルアルバム『Colours』に収録されている楽曲からのリカットシングルとなります。前作シングル「Feel the love/Merry-go-round」から約9ヶ月ぶりのリリースとなり、ファンの間では大きな話題となりました。

リリースと同時に注目を集めたのは、楽曲「Terminal」だけではありませんでした。同日、スマートフォンアプリ「Plug Air」を通じて、新曲「XOXO」も配信開始されました。この二つの楽曲の同時リリースは、浜崎あゆみの音楽活動における新たな試みとして、多くのメディアで取り上げられました。

「Terminal」は、オリコン週間シングルランキングで24位に初登場しました。トップ10入りを逃したのは、1998年発売の2ndシングル「YOU」以来のことです。長年にわたるキャリアの中で、トップ10入りを逃したことは、多くのファンに衝撃を与えました。しかし、この結果は、浜崎あゆみの音楽性が多様化し、新たな方向へと進んでいることを示唆する出来事でもありました。

シングル「Terminal」には、オリジナルミックスに加え、異なるアレンジが施された「Dub mix」と「HACKJACK remix」の計3曲が収録されています。「Original mix」は、Armin van BuurenとBenno de Goeijによる作曲・編曲で、浜崎あゆみ自身が作詞を担当。独特のサウンドと、浜崎あゆみの力強い歌声が融合した、聴き応えのある楽曲に仕上がっています。「Dub mix」と「HACKJACK remix」は、それぞれのアーティストによるリミックスで、オリジナルとはまた違った魅力を感じさせるアレンジとなっています。

「Terminal」は、『Colours』に収録されているだけでなく、『ayumi hamasaki PREMIUM SHOWCASE 〜Feel the love〜』のライブ映像にも収録されています。これは、この楽曲が、浜崎あゆみのライブパフォーマンスにおいても重要な位置を占めていることを示しています。

「Terminal」は、浜崎あゆみのキャリアにおいて、新たな試みや変化の時期を象徴するシングルとなりました。オリコンランキングでの結果、楽曲の多様なアレンジ、そしてライブでのパフォーマンスなど、様々な側面から、このシングルは彼女の音楽活動における重要な一ページを刻んでいます。 このシングルのリリースは、彼女の音楽的探求がさらに深まっていることを示す、一つの指標と言えるでしょう。

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