The ALFEE MEETS dance

『the ALFEE MEETS dance』 - アルバム詳細

『the ALFEE MEETS dance』は、日本のロックバンドTHE ALFEE|THE_ALFEEの楽曲を、著名なプロデューサーであるDave Rodgersがユーロビートスタイルにアレンジしカバーしたアルバムです。この作品はDAVE RODGERS project名義でリリースされ、1995年9月27日にCutting Edgeから発売されました。

アルバムの背景

本作は、エイベックスが展開していたSUPER EUROBEATシリーズの一環でもあり、ユーロビートのリズムを基に、THE ALFEE|THE_ALFEEの名曲たちを新たな形で楽しむことができます。全てのギター演奏とトータルプロデュースはTHE ALFEE|THE_ALFEEのメンバーである高見沢俊彦が手掛け、アルバムの音楽的な完成度を高めています。

発売当初は、フライヤーやCDジャーナルなどで「こぶしを上げずに腰を振れ」というユニークなキャッチコピーが使われ、聴衆に強い印象を与えました。このフレーズが示す通り、聴き手が楽しめるダンスミュージックとしての一面が強調されています。

収録曲

アルバムには、THE ALFEE|THE_ALFEEの楽曲が数多く収められています。全ての曲は、Dave Rodgersが編曲を行い、ボーカルにはDave Rodgers自身とドミノ（Domino）が参加しています。各曲の歌詞翻訳はBrian RichyとFausto Guioが手掛けています。

1. Mary Ann [4:58]
歌詞訳：Brian Richy, Fausto Guio, Q.A.N.
シンセサイザーのメロディとリズムに乗せて展開されるこの曲は、ダンスフロアを意識したアレンジが施されています。

2. Baby Come Back [5:02]
原曲は「星空のディスタンス」。サビの歌詞に基づいてタイトルが付けられています。原曲の雰囲気を残しつつ、ユーロビートのエッセンスが加わっています。

3. Sweet Little Cinerella [5:11]
原曲は「シンデレラは眠れない」。聴く者を惹きつけるリズムで構築された魅力的なトラックです。

4. Funky Dog [4:23]
ソウルフルなビートが印象的なこの曲では、遊び心を感じさせるメロディが展開されます。

5. Crimson Kiss [4:45]
原曲は「白夜 -byaku-ya-」。タイトルは歌詞中の「赤いルージュ」に由来し、激情を込めたアレンジが特徴です。このバージョンは、ALFEEのライヴでも演奏されることがあります。

6. Promised Love [5:20]
アルバムの中で非常に印象的なバラードで、感情豊かなつながりを持つ歌詞が耳に残ります。

7. Fleeting Love [4:34]
原曲は小泉今日子の『木枯しに抱かれて』。THALFEEのバージョンもあり、感情的なハーモニーが特長です。

8. Flower Revolution [5:49]
生命力あふれるサウンドが印象的で、エネルギーを感じさせるトラックです。

9. Victory [5:26]
厳かな雰囲気を持ちながらも、ダンスしやすいアレンジに仕上げられています。

10. Sweat Tears [6:11]
感情の高まりとともに流れるようなメロディが心を打つバラードです。

品番

本アルバムの品番はCTCR-11011です。

総括

『the ALFEE MEETS dance』は、THE ALFEE|THE_ALFEEのクラシックな楽曲がユーロビートスタイルに生まれ変わった作品であり、ファンにとって新たな楽しみを提供すると共に、ダンスミュージックとしての一面も強調されています。

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