The Last Letter

「ザ・ラスト・レター」について

「ザ・ラスト・レター」は、吉川晃司による楽曲で、2018年1月10日に配信限定シングルとしてリリースされました。この曲は、映画『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の主題歌として制作され、吉川自身が思い入れのある作品とのコラボレーションに情熱を注いでいます。楽曲のジャケットは、漫画家の長田馨によるもので、彼が手掛けた「マジンガーZ インターバルピース」のスタイルを取り入れたデザインが特徴です。このイラストでは、吉川とマジンガーZが見事に融合しています。

初披露とマキシシングル

「ザ・ラスト・レター」は、2018年1月20日・21日に開催された『KIKKAWA KOJI LIVE 2018 “Live is Life”』にて初めて披露されました。この公演では、限定のマキシシングルとして楽曲が販売され、ファンにとって特別な思い出となりました。マキシシングルのジャケットデザインは、永井豪が描き下ろした特別な「吉川晃司xマジンガーZ」のビジュアルで、ファン必見のアイテムとしても話題を集めました。

楽曲の内容と背景

「ザ・ラスト・レター」は、吉川晃司と作詞家のJamによって作詞され、作曲も吉川自身が手掛けています。編曲は菅原弘明が行い、曲全体に感情豊かなサウンドが施されています。吉川は楽曲について、「お話しをいただいた時は嬉しかったが、その一方で身を引き締めて臨まなければならないと感じた」と語り、持てる力をすべて注いだことを明かしています。

この歌は、当時50歳を超えた吉川が、自らが影響を受けて育った作品からの想いを込めた作品でもあります。「マジンガーZ」と主人公・兜甲児との対話や、共に成長してきた背景を反映しながら、彼らが再び出会った場合の情景を描写しています。吉川は、男同士の絆や哀愁をテーマにし、聴く人に深い感動を与える仕上がりになっています。

ミュージックビデオとアルバム収録

「ザ・ラスト・レター」のミュージックビデオは、2017年12月14日に公開され、映画『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の映像に加え、1972年に始まったテレビアニメの映像も使用されています。この映像は、懐かしの映像と新しい映像がうまく組み合わさっており、視覚的にも楽しませてくれます。

さらに、2022年にリリースされたアルバム『OVER THE 9』でも新録バージョンとしてこの曲が収録されており、吉川晃司の音楽キャリアの一部として、ファンに新たな形で提供されています。この曲は、彼の音楽の魅力をさらに深める作品として、多くのリスナーに愛されています。

「ザ・ラスト・レター」は、吉川晃司と「マジンガーZ」ファンにとって特別な意味を持つ楽曲であり、映画やアニメの枠を超えて、多くの人々の心に響く作品となっています。

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