Toddle

toddle：日本のロックシーンを彩る実力派バンド

2002年、伝説的バンドNumber Girlの解散後、そのギタリストとして活躍した田渕ひさ子を中心に結成されたロックバンド、toddle。独特の世界観と高い演奏力で、日本の音楽シーンに独自の地位を築き上げてきました。

バンド結成と初期の活動

2002年12月、田渕ひさ子は自身のバンド結成構想をスタートさせます。当初はギター2名とドラムという編成で活動を開始。その後、2004年にはベーシスト江崎典利が正式加入し、現在のバンドの基盤となるメンバーが揃いました。

メンバーチェンジと進化

2006年12月、最初のドラマーが脱退。サポートメンバーを経て、内野正登が正式メンバーとして加入します。2008年には、アメリカ・テキサス州オースティンで開催されるSXSWに出演を果たし、海外進出への第一歩を踏み出しました。2012年には、映画『生きてるものはいないのか』で楽曲「chase it」が使用され、注目を集めます。しかし、2014年2月には内野正登が脱退。

海外アーティストとの共演と4thアルバム

toddleは、Corin TuckerやVERSUSなどの海外アーティストとの共演も多数行い、2014年春にはQUASIのツアーに帯同するなど、国際的な活動も積極的に展開しました。そして、2016年7月27日、5年ぶりとなる4thアルバム『Vacantly』をリリース。このアルバムは、初の完全セルフプロデュース作品となり、サポートメンバーであるTD-Kがドラムを担当しました。

メンバー復帰と現在

2017年6月、オリジナルメンバーである安岡秀樹がドラムに復帰。バンドは再び初期メンバー体制に近づき、現在も精力的に活動を続けています。

メンバー紹介

田渕ひさ子 (ギター、ボーカル): Number Girl、bloodthirsty butchers、LAMAなどでも活躍した、日本のロックシーンを代表する女性ギタリスト。福岡県出身。
小林愛 (ギター、ボーカル): swarm's armでも活動。神奈川県出身。
江崎典利 (ベース): RUMTAG、SiNEといったバンドでの経験を持つベテランベーシスト。福岡県出身。
安岡秀樹 (ドラム): 2006年12月に脱退後、2017年6月に復帰。高知県出身。niumunでも活動。

過去メンバー

* 内野正登 (ドラム): 2014年2月脱退。現在はmooolsとして活動中。

ディスコグラフィー

toddleは、アルバム以外にも、参加作品やシングルなども多数発表しています。代表的な作品として、『FLOWERS OF ERROR(1)』、『Resume Volume1』、『一緒にうたおう! NHKみんなのうた ～おとなver.～』などがあります。詳細なディスコグラフィーは公式ウェブサイト等で確認できます。

まとめ

tootleは、メンバーチェンジや様々な経験を経て、独自の音楽性を確立し、現在も進化を続けるロックバンドです。田渕ひさ子のソングライティングと、個性豊かなメンバーの演奏力、そして活動の幅広さが、toddleの魅力となっています。今後の活動にも期待が高まります。

もう一度検索