Tre-sen

FMヨコハマの人気ラジオ番組「tre-sen（トレセン）」

「tre-sen（トレセン）」は、横浜エフエム放送（FMヨコハマ）で2006年から2012年まで放送されていたラジオ番組です。番組名は「trend sensitive」（流行に敏感）と「取れたて・新鮮」という2つの意味を込めた造語であり、常に時代の最先端を行く情報を提供することを目指していました。

番組概要

番組の合言葉は、パーソナリティの光邦が発する「覇魂！（バッコン）」。リスナーは「トレセナー」と呼ばれ、番組を盛り上げました。前身番組である「THE RANKING」や「MUSIC KINGDOM」のスタイルを受け継ぎ、番組独自の音楽ヒットチャートを毎日発表。音楽業界のトレンドをいち早くキャッチできる番組として、多くのリスナーに支持されました。

番組には、ミュージシャンがゲストとして登場するコーナーや、アーティスト自身がDJを務める「アーティストDJ」というユニークなコーナーも存在しました。これらのコーナーでは、普段聞けないアーティストの素顔や音楽に対する熱い想いが語られ、リスナーとの距離を縮める役割を果たしました。

2012年9月28日をもって「tre-sen」としての放送は終了しましたが、同年10月1日には『Tresen+』とタイトルをリニューアル。放送時間も拡大し、新たなスタートを切りました。

放送時間

2006年4月 - 2009年3月：月 - 金曜 20:00 - 23:00
2009年4月 - 2010年7月：月 - 金曜 19:00 - 22:30（金曜のみ）
2010年8月 - 2012年9月：月 - 金曜 19:00 - 22:00

出演者

光邦：メインパーソナリティ（2007年3月までは水曜日 - 金曜日担当）
じゅんご：アシスタントパーソナリティ、木曜コーナーMC
過去のパーソナリティ：西任白鵠（2007年3月まで月・火曜担当）

番組には、個性豊かなスタッフも参加し、番組を盛り上げました。

きなっち（市川喜納蔵）
ダースベイD
ノリペッツ
しゅりちゃん
おぐり
タイロン

多彩なコーナー

「tre-sen」には、毎日放送される定番コーナーに加え、曜日ごとに異なるバラエティ豊かなコーナーがありました。

毎日放送

ゲストコーナー：様々なアーティストを招き、音楽やプライベートについてトークを繰り広げます。
かけるかな？：ゲストがお題の絵を描き、担当番記者が当てるゲーム。成功すれば翌日のオンエア権を獲得できます。
気合注入、バッコン！：光邦がリスナーに「覇魂！」のメッセージを送ります。
tre-senデイリーチャートカウントダウン：番組独自のヒットチャートを発表。
今日の出来事：番組中に起こった出来事からクイズを出題し、正解者にはプレゼントが贈られます。

曜日代わり

月曜日：
トレセンバラエティ「IMA Berry Good」（IMALU）
バッコン☆ナイトフィーバー
夜の連続ラジオ小説 「しゅりちゃん」
火曜日：
トレセンバラエティー「男ZUSHI MAX」（キマグレン）
覇魂！F・マリノス同好会
閣下、出番です！
水曜日：
トレセンバラエティー「ACT A FOOL!!!」（[日高光啓]）
水曜ダービー
あえて言おう
木曜日：
トレセンバラエティー「佐々木ゼミナール」
この曲なんだっけ？（ハッスル和尚）
しばいて！ノリペッツ
金曜日：
トレセンバラエティー「徒然ディオ」（ダイスケ）
セクシーあいうえお
* じゅんごの良かれと思って（じゅんご）

これらのコーナー以外にも、キャンパスインフォメーションやふみセンなど、様々な企画が展開されました。

番組独自のヒットチャート

「tre-sen」では、CDショップの売上、エアプレイ、ダウンロードポイント、リスナーのリクエストなどを総合的に集計した、独自の音楽ヒットチャートを毎日放送していました。特に水曜日はチャートの変動が激しく、この変動を利用した「トレセン水曜ダービー」というリスナー参加型の予想ゲームも人気を博しました。

まとめ

「tre-sen」は、FMヨコハマを代表する人気ラジオ番組として、多くのリスナーに愛されました。独自の音楽チャートや個性的なパーソナリティ、バラエティ豊かなコーナーなど、その魅力は多岐に渡ります。惜しまれつつも番組は終了しましたが、そのDNAは『Tresen+』へと受け継がれ、今もなおリスナーを楽しませています。

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