薬師丸ひろ子のアルバム『Tree』の魅力
2024年1月24日、
薬師丸ひろ子が約6年ぶりとなるスタジオアルバム『Tree』をリリースしました。発売は
ビクターエンタテインメントによるもので、特別仕様の初回限定プレミアム盤や通常盤が販売されています。これによりファンにとって待望の新作となるこのアルバムには、全10曲が収録されています。
アルバムの意義
アルバムタイトルの「Tree」は、地にしっかりと根を張り、光に向かって枝を伸ばしながら、豊かな実る様子に由来しています。このタイトルは、生命力や希望といったメッセージを強く意識させるものであり、薬師丸自身が「希望を歌いたい」との思いを込めています。彼女はこの6年間の変化を経て、新たな挑戦を果たした作品として位置付けています。
収録曲と多様な作家陣
本アルバムには、
冨田恵一がプロデュースを務めた配信
シングル「素敵をあつめて」や、薬師丸自身の作詞による「時の道標」、さらにはボーイ
ソプラノユニットLIBERAとのコラボ曲「きみとわたしのうた(featuring LIBERA)」が含まれています。また、
いしわたり淳治や
松井五郎、
松本俊明といったお馴染みの作家に加え、新たな才能として
安藤裕子や葛谷葉子、
最果タヒ、
堀込高樹、
村松崇継、さらに
いきものがかりの
水野良樹や相対性理論の
やくしまるえつこが「ティカ・α」名義で楽曲を提供しています。この多様性が、アルバムの音楽的幅を広げています。
希望を感じる音楽
薬師丸は、日々の中で感じる無力感の中でも、音楽が持つ希望の力を信じています。「私にとっても新しい自分に出会う多くの挑戦が詰まった作品となりました」と彼女は語り、自身の成長と変化が詰まったアルバムに仕上げています。この作品が、聴く人に癒やしや憩いをもたらすことを願っています。
コンサート「Tree〜時の道標〜」
アルバムのリリースを記念して、3月27日から4月14日まで東京と大阪でコンサート「Tree〜時の道標〜」が開催されます。全6公演が予定されており、観客にはアルバム購入時のシリアルナンバーで最速抽選受付に参加する権利が与えられる特典も用意されています。
アルバムの仕様
初回限定プレミアム盤は、優れた音質を誇るSHM-CD仕様で、全曲のインストゥルメンタル音源を収めたボーナスディスクが付属します。また、36ページにわたるフォトブックに多くの撮り下ろし写真が含まれた特別なパッケージも魅力。限定版として、撮り下ろし写真を使用したクリアファイル5枚がセットになったものも販売されており、ファンにはたまらないアイテムとなっております。通常版とは異なるジャケット写真も、コレクション価値を高めています。
結論
『Tree』は、
薬師丸ひろ子が自らの音楽で希望のメッセージを届けるために作り上げたアルバムです。聴く人に勇気や癒しを与えるこの作品に、ぜひ耳を傾けてみてください。