UFC 176
UFC 176: Aldo vs. Mendes 2 大会中止の経緯とその後
2014年8月2日、カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催予定だったUFC 176は、メインイベントの変更を余儀なくされ、最終的に大会自体が中止となりました。
当初予定されていたメインイベントは、UFC世界フェザー級タイトルマッチ、ジョゼ・アルド対チャド・メンデス戦でしたが、アルド選手の首の怪我により欠場が決定。
大会を継続すべく、代替メインイベントとして女子バンタム級王者ロンダ・ラウジー選手の試合が検討されました。しかし、ラウジー選手も負傷を理由に試合出場を辞退したため、UFCは苦渋の決断としてUFC 176の中止を発表しました。
この決定により、UFC 176で予定されていた全対戦カードは、他の大会に振り分けられることとなりました。
中止となったUFC 176の対戦カードと、変更後の開催大会
UFC 176で予定されていた対戦カードは、選手たちの努力とUFCの迅速な対応により、全て別の大会で開催される運びとなりました。以下に、当初予定されていたカードと、変更後の大会をまとめます。
| 体重階級 | 対戦カード | 変更後の大会 | 備考 |
|---|---|---|---|
| --- | ---- | ----------- | -- |
| ウェルター級 | マット・ドゥワイヤー vs. アレックス・ガルシア | 中止 | |
| ライト級 | ベネイル・ダリウシュ vs. トニー・マーティン | UFC Fight Night: Henderson vs. dos Anjos | |
| ライト級 | トニー・ファーガソン vs. ダニー・カスティーリョ | UFC 177: Dillashaw vs. Soto | |
| ライト級 | ボビー・グリーン vs. アベル・トルヒーヨ | 中止 | |
| ミドル級 | ロレンツ・ラーキン vs. デレク・ブランソン | UFC 177: Dillashaw vs. Soto | |
| ライト級 | ジェームス・ヴィック vs. ヴォウミール・ラザロ | UFC Fight Night: Henderson vs. dos Anjos | |
| フライ級 | ジュシー・フォルミーガ vs. ザック・マコウスキー | UFC Fight Night: Bader vs. St. Preux | |
| 女子バンタム級 | ベッチ・コヘイア vs. シェイナ・ベイズラー | UFC 177: Dillashaw vs. Soto | |
| ライト級 | グレイ・メイナード vs. ファブリシオ・カモエス | UFC Fight Night: Bader vs. St. Preux | |
| ミドル級 | ホナウド・ジャカレイ vs. ゲガール・ムサシ | UFC Fight Night: Jacare vs. Mousasi | |
| フェザー級 | ジョゼ・アルド vs. チャド・メンデス | UFC 179: Aldo vs. Mendes 2 | タイトルマッチ |
当初の予定が大きく変更されたUFC 176ですが、選手の負傷というやむを得ない事情によるものでした。しかし、UFCと関係各所の迅速な対応によって、予定されていた全ての対戦カードが別の機会に実現できたことは、ファンにとって大きな救いとなりました。それぞれの試合は、新たな大会で熱戦を繰り広げ、UFCファンの期待に応えたことでしょう。
まとめ
UFC 176は、メインイベント選手の負傷という不測の事態により中止に追い込まれましたが、予定されていた全試合が別の大会で実現しました。これは、UFCと関係者による迅速かつ柔軟な対応の賜物と言えるでしょう。この経験は、今後のUFC大会運営においても貴重な教訓となったはずです。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。