UFC 236: ホロウェイ vs. ポイエー 2 大会詳報
2019年4月13日、
アメリカ合衆国ジョージア州アトランタの
ステートファーム・アリーナにて、世界中から注目を集めた
UFC 236が開催されました。この大会の最大の特徴は、2つの暫定王座決定戦がメインカードを飾った点です。ライト級暫定王座を懸けた
マックス・ホロウェイと
ダスティン・ポイエーの再戦、そしてミドル級暫定王座を懸けた
ケルヴィン・ガステラムと
イスラエル・アデサンヤの対戦は、まさに白熱した死闘となりました。
今大会から、
ペイ・パー・ビュー(PPV)の視聴方法と価格が変更されました。従来、複数のプラットフォームでPPVを購入可能でしたが、
UFC 236からは
ESPN+のみでの購入となりました。それに伴い、PPVの価格は64.99ドルから59.99ドルへと改定されました。
試合結果詳細
大会はアーリープレリム、プレリミナリーカード、そしてメインカードの3部構成で進行されました。以下、各カードの注目試合結果を簡単にまとめます。
アーリープレリム
バンタム級:ブランドン・デイビス ○ vs. ランディ・コスタ × (2R 1:12 リアネイキドチョーク)
女子フライ級:ポリアナ・ボテーリョ ○ vs. ローレン・ミューラー × (3R終了 判定3-0)
バンタム級:モンテル・ジャクソン ○ vs. アンドレ・スーカムタス × (3R終了 判定3-0)
ウェルター級:ベラル・ムハマッド ○ vs. カーティス・ミランダー × (3R終了 判定3-0)
プレリミナリーカード
バンタム級:カリッド・タハ ○ vs. ボストン・サーモン × (1R 0:25 TKO)
ウェルター級:マックス・グリフィン ○ vs. ゼリム・イマダエフ × (3R終了 判定2-0)
フライ級:アレッシャンドリ・パントージャ ○ vs. ウィルソン・ヘイス × (1R 2:58 TKO)
ライト級:マット・フレボラ ○ vs. ジェイリン・ターナー × (3R終了 判定3-0)
メインカード
ライトヘビー級:ニキータ・クリーロフ ○ vs. オヴィンス・サンプルー × (2R 2:30 リアネイキドチョーク)
ウェルター級:ドワイト・グラント ○ vs. アラン・ジョウバン × (3R終了 判定2-1)
ライトヘビー級:カリル・ラウントリー・ジュニア ○ vs. エリック・アンダース × (3R終了 判定3-0)
UFC世界ミドル級暫定王座決定戦:
イスラエル・アデサンヤ ○ vs.
ケルヴィン・ガステラム × (5R終了 判定3-0) ※アデサンヤが王座獲得
UFC世界ライト級暫定王座決定戦:ダスティン・ポイエー ○ vs. マックス・ホロウェイ × (5R終了 判定3-0) ※ポイエーが王座獲得
大会表彰
ファイト・オブ・ザ・ナイト:
ダスティン・ポイエー vs.
マックス・ホロウェイ、
イスラエル・アデサンヤ vs.
ケルヴィン・ガステラム
* パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:該当なし
受賞選手にはそれぞれ5万ドルのボーナスが授与されました。
まとめ
UFC 236は、2つの王座決定戦を含む、見どころ満載の大会となりました。特にメインイベントの2試合は、高いレベルの技術と激しい攻防が展開され、観客を熱狂させました。PPV配信プラットフォームと価格の変更も大きな話題となりましたが、大会全体の盛り上がりは非常に高く、多くの格闘技ファンに記憶に残る大会となりました。様々なメディア(UFC公式、GONG KAKUTOGI、イーファイト、MMAPLANET、BoutReview、
SHERDOGなど)で詳細な結果や分析が確認できます。