UFC 262: オリベイラ vs. チャンドラー 大会詳報
2021年
5月15日、
テキサス州ヒューストンの
トヨタセンターにて、世界中から注目を集めた
UFC 262が開催されました。この大会の目玉は、何と言っても
チャールズ・オリベイラと
マイケル・チャンドラーによるUFC世界ライト級王座決定戦。空位となった王座を懸け、両雄が激突するこの一戦に、世界中の格闘技ファンが熱視線を送りました。
さらに、本大会では、出場選手の一人である
トニー・ファーガソンの要望を受け、通常5万ドルであるファイトボーナスが7万5000ドルに引き上げられるという異例の措置が取られました。このサプライズ発表は、選手たちの士気を高め、より一層白熱した試合展開を期待させることとなりました。
大会結果詳細
大会は、アーリープレリム、プレリミナリーカード、そしてメインカードの3部構成で進行。各試合、白熱した攻防が繰り広げられ、観客を沸かせました。
アーリープレリム:
第1試合:クリストス・ジアゴスがショーン・ソリアーノを2Rブラボーチョークで一本勝ち
第2試合:タッカー・ラッツがケビン・アギラーに判定勝ち
第3試合:プリシラ・カショエイラがジーナ・マザニーに2R TKO勝ち
プレリミナリーカード:
第4試合:
アンドレア・リーがアントニーナ・シェフチェンコを2R腕ひしぎ三角固めで一本勝ち
第5試合:ジョーダン・ライトがジェイミー・ピケットを1R TKO勝ち
第6試合:ランド・バンナータがマイク・グランディに判定勝ち
第7試合:アンドレ・ムニスが
ホナウド・ジャカレイを1R腕ひしぎ十字固めで一本勝ち
メインカード:
第8試合:エジソン・バルボーザが
シェーン・ブルゴスを3R KO勝ち
第9試合:
ケイトリン・チュケイギアンがビビアン・アラウジョに判定勝ち
第10試合:
ホジェリオ・ボントリンが
マット・シュネルに判定勝ち(ボントリンの体重超過によりバンタム級から変更)
第11試合:
ベニール・ダリウシュが
トニー・ファーガソンに判定勝ち
第12試合:
メインイベント チャールズ・オリベイラが
マイケル・チャンドラーを2R TKOで下し、UFC世界ライト級王座を獲得
大会表彰
大会後には、以下のように表彰が行われました。
ファイト・オブ・ザ・ナイト:エジソン・バルボーザ vs.
シェーン・ブルゴス
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:
チャールズ・オリベイラ、クリストス・ジアゴス
受賞者にはそれぞれ7万5000ドルのボーナスが授与されました。
まとめ
UFC 262は、オリベイラの王座獲得という大きな結果だけでなく、多くの白熱した試合、そしてファイトボーナスのアップなど、記憶に残る大会となりました。各選手の激しい闘いと、その結果に対する興奮は、多くの格闘技ファンに感動を与えたことでしょう。この大会の盛り上がりは、UFCという格闘技のエンターテイメント性の高さを改めて証明するものでした。 様々なメディア(UFC公式、GONG KAKUTOGI、Boutreview、イーファイト、Sherdogなど)で試合結果を確認できます。