UFC 301

UFC 301: パントージャvs.エルセグ 大会レポート

2024年5月4日、ブラジルのリオデジャネイロにあるジュネス・アリーナにて、世界中から注目を集める総合格闘技イベント、UFC 301が開催されました。この大会のメインイベントは、UFC世界フライ級タイトルマッチ。王者アレッシャンドリ・パントージャ選手と挑戦者スティーブ・エルセグ選手の激突です。

大会を彩った熱戦

UFC 301では、メインイベント以外にも多くの注目カードが組まれ、会場の熱気は最高潮に達しました。

アーリープレリムでは、アレッサンドロ・コスタ選手がケビン・ボルハス選手を2ラウンドでTKO、イスマエル・ボンフィム選手がヴィンス・ピシェル選手に判定勝ち、ディオネ・バルボサ選手がエルネスタ・カレツケイテ選手に判定勝ち、マウリシオ・ルフィ選手がジェイミー・ムラーキー選手を1ラウンドでTKOと、序盤から激しい試合が展開されました。

プレリミナリーカードでは、ドラッカー・クロース選手、ムイクティベク・オロルバイ選手、ヤスミン・ルシンド選手、ジョアンダーソン・ブリート選手がそれぞれ勝利を収めました。これらの試合も接戦が多く、観客を魅了しました。

メインカードでは、ミドル級でカイオ・ボハーリョ選手がポール・クレイグ選手をKO、ミシェル・ペレイラ選手がイーホル・ポティエリア選手に一本勝ち、アンソニー・スミス選手がビトー・ペトリーノ選手に一本勝ち、ジョゼ・アルド選手がジョナサン・マルチネス選手に判定勝ちと、白熱した試合が続きました。

そして、いよいよメインイベント。王者パントージャ選手と挑戦者エルセグ選手のUFC世界フライ級タイトルマッチです。5ラウンドの激闘の末、パントージャ選手が判定勝ちで勝利。見事2度目の王座防衛に成功しました。

大会結果詳細

以下、各試合の結果です。

アーリープレリム

第1試合 フライ級：○ アレッサンドロ・コスタ vs × ケビン・ボルハス (2R 1:35 TKO)
第2試合 ライト級：○ イスマエル・ボンフィム vs × ヴィンス・ピシェル (判定3-0)
第3試合 女子フライ級：○ ディオネ・バルボサ vs × エルネスタ・カレツケイテ (判定3-0)
第4試合 ライト級：○ マウリシオ・ルフィ vs × ジェイミー・ムラーキー (1R 4:42 TKO)

プレリミナリーカード

第5試合 ライト級：○ ドラッカー・クロース vs × ジョアキム・シウバ (判定3-0)
第6試合 ライト級：○ ムイクティベク・オロルバイ vs × エルブス・ブレナー (判定3-0)
第7試合 女子ストロー級：○ ヤスミン・ルシンド vs × カロリーナ・コバケビッチ (判定3-0)
第8試合 フェザー級：○ ジョアンダーソン・ブリート vs × ジャック・ショア (2R 3:35 TKO)

メインカード

第9試合 ミドル級：○ カイオ・ボハーリョ vs × ポール・クレイグ (2R 2:10 KO)
第10試合 ミドル級：○ ミシェル・ペレイラ vs × イーホル・ポティエリア (1R 0:54 ギロチンチョーク)
第11試合 ライトヘビー級：○ アンソニー・スミス vs × ビトー・ペトリーノ (1R 2:00 ギロチンチョーク)
第12試合 バンタム級：○ ジョゼ・アルド vs × ジョナサン・マルチネス (判定3-0)
第13試合 UFC世界フライ級タイトルマッチ：○ アレッシャンドリ・パントージャ vs × スティーブ・エルセグ (判定3-0)

大会表彰

ファイト・オブ・ザ・ナイト：該当なし
* パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト：ミシェル・ペレイラ、カイオ・ボハーリョ、マウリシオ・ルフィ、アレッサンドロ・コスタ

受賞選手には5万ドルのボーナスが授与されました。

まとめ

UFC 301は、パントージャ選手の王座防衛成功を筆頭に、多くの選手が白熱した試合を展開した、記憶に残る大会となりました。各階級でトップレベルの選手たちの戦いは、MMAファンの心を掴み、今後のUFCシーンにも大きな期待を持たせるものとなりました。

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