UFC Fight Night: Werdum vs. Tybura

UFC Fight Night: Werdum vs. Tybura 大会レポート

2017年11月19日、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニーのクードス・バンク・アリーナにて、UFC Fight Night: Werdum vs. Tybura（UFCファイトナイト121）が開催されました。この大会は、ヘビー級のファブリシオ・ヴェウドゥムとマルチン・ティブラによるメインイベントが最大の注目を集めました。さらに、キャリア5戦全勝のAustralian FCヘビー級王者タイ・トゥイバサのUFCデビュー戦も大きな話題となりました。

試合結果詳細

大会はアーリープレリム、プレリミナリーカード、メインカードの3部構成で計13試合が行われました。以下、各試合の結果を詳細にまとめます。

アーリープレリム

第1試合 ヘビー級: アダム・ウィチョレク ○ vs ✕ アンソニー・ハミルトン (判定3-0)
第2試合 フライ級: エリック・シェルトン ○ vs ✕ ジェネル・ラウザ (判定3-0)
第3試合 54.4kg契約: ナディア・カッセム ○ vs ✕ アレックス・チェンバース (判定3-0) ※カッセムの体重超過によりストロー級から変更


プレリミナリーカード

第4試合 72.5kg契約: フランク・カマチョ ○ vs ✕ ダミアン・ブラウン (判定2-1) ※カマチョの体重超過によりライト級から変更
第5試合 ヘビー級: タイ・トゥイバサ ○ vs ✕ ラシャド・コールター (1R 4:35 KO)
第6試合 ライト級: ニック・レンツ ○ vs ✕ ウィル・ブルックス (2R 2:05 ギロチンチョーク)
第7試合 58.5kg契約: ライアン・ベノワ ○ vs ✕ アシュカン・モクタリアン (3R 2:38 KO) ※ベノワの体重超過によりフライ級から変更


メインカード

第8試合 68.0kg契約: アレクサンダー・ヴォルカノフスキー ○ vs ✕ シェーン・ヤング (判定3-0)
第9試合 ミドル級: イライアス・テオドロウ ○ vs ✕ ダニエル・ケリー (判定3-0)
第10試合 ウェルター級: ジェイク・マシューズ ○ vs ✕ ボヤン・ベリチコビッチ (判定2-1)
第11試合 ウェルター級: ベラル・ムハマッド ○ vs ✕ ティム・ミーンズ (判定2-1)
第12試合 58.1kg契約: ジェシカ＝ローズ・クラーク ○ vs ✕ ベック・ローリングス (判定2-1) ※クラークの体重超過によりフライ級から変更
第13試合 ヘビー級: ファブリシオ・ヴェウドゥム ○ vs ✕ マルチン・ティブラ (判定3-0)

各賞

ファイト・オブ・ザ・ナイト: フランク・カマチョ vs. ダミアン・ブラウン
* パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト: ニック・レンツ、タイ・トゥイバサ

受賞選手にはそれぞれ5万ドルのボーナスが授与されました。

カード変更

負傷などによるカード変更がありましたが、詳細は割愛します。

まとめ

UFC Fight Night: Werdum vs. Tyburaは、ヴェウドゥムとティブラのヘビー級戦を筆頭に、多くの白熱した試合が展開された大会でした。特に、トゥイバサのUFCデビュー戦でのKO勝利は大きなインパクトを与えました。複数の試合で体重超過による契約変更があった点も特徴的です。この大会は、UFCのオーストラリア進出における重要なイベントの一つとして記憶されるでしょう。今後のUFCオーストラリア大会にも期待が高まります。

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