UFC Live: Kongo vs. Barry

UFC on Versus 4: Kongo vs. Barry 大会詳報

2011年6月26日、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグのコンソル・エナジー・センターにおいて、世界的な総合格闘技団体UFCによるイベント『UFC on Versus 4: Kongo vs. Barry』が開催されました。この大会は、ヘビー級の強豪、シーク・コンゴとパット・バリーの対戦をメインイベントに据え、多くの注目を集めました。

大会はプレリミナリーカードとメインカードの二部構成で、計11試合が組まれました。プレリミナリーカードでは、ライト級、フェザー級、ウェルター級の試合が展開され、TKOやサブミッション、判定勝ちなど、様々な決着方法で勝敗が決まりました。特に、チャールズ・オリベイラのリアネイキドチョークによる勝利は、観客に大きなインパクトを与えました。しかしながら、オリベイラの反則によりノーコンテストとなりました。

一方、メインカードでは、ヘビー級、ウェルター級の試合がメインイベントを含め行われました。メインイベントのコンゴ対バリー戦は、コンゴが1ラウンド2分39秒に右アッパーでバリーをKOし、勝利を収めました。この試合は、コンゴの圧倒的なパワーを見せつけるものとなり、観客から大きな歓声を浴びました。メインカードの他の試合も、白熱した展開が続き、マット・ミトリオンのKO勝利や、マット・ブラウン、チャーリー・ブレネマンらの判定勝ちなど、記憶に残る名勝負が数多く見られました。

試合結果の詳細を以下に記します。

プレリミナリーカード

第1試合（ライト級）：○マイケル・ジョンソン vs ×エドワード・ファーロロット (1R 4:42 TKO（パウンド）)
第2試合（フェザー級）：○リカルド・ラマス vs ×マット・グライス (1R 4:41 TKO（右フック→パウンド）)
第3試合（ライト級）：○チャールズ・オリベイラ vs ×ニック・レンツ (2R 1:48 リアネイキドチョーク) ※反則によりノーコンテスト
第4試合（ウェルター級）：○リッチ・アトニート vs ×ダニエル・ロバーツ (3R終了 判定3-0)
第5試合（ライト級）：○ジョー・ローゾン vs ×カート・ウォーバートン (1R 1:58 キムラロック)
第6試合（フェザー級）：○ハビエル・バスケス vs ×ジョー・スティーブンソン (3R終了 判定3-0)
第7試合（フェザー級）：○タイソン・グリフィン vs ×マニー・ガンブリャン (3R終了 判定2-0)

メインカード

第8試合（ヘビー級）：○マット・ミトリオン vs ×クリスチャン・モアクラフト (2R 4:28 KO（スタンドパンチ連打）)
第9試合（ウェルター級）：○マット・ブラウン vs ×ジョン・ハワード (3R終了 判定3-0)
第10試合（ウェルター級）：○チャーリー・ブレネマン vs ×リック・ストーリー (3R終了 判定3-0)
第11試合（ヘビー級）：○シーク・コンゴ vs ×パット・バリー (1R 2:39 KO（右アッパー）)

大会賞

ファイト・オブ・ザ・ナイト：チャールズ・オリベイラ vs ニック・レンツ
ノックアウト・オブ・ザ・ナイト：シーク・コンゴ
サブミッション・オブ・ザ・ナイト：ジョー・ローゾン

各賞受賞選手には、50,000ドルのボーナスが授与されました。

UFC on Versus 4は、多くの記憶に残る試合と、今後のUFCシーンを占う上で重要な大会となりました。各選手の今後の活躍にも期待が高まります。

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