UFC on FOX 18

UFC on FOX 18: ジョンソン vs. ベイダー 大会詳報

2016年1月30日、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターにて、世界的な総合格闘技団体UFCの大会『UFC on FOX 18: ジョンソン vs. ベイダー』が開催されました。この大会は、ライトヘビー級の頂点を目指したアンソニー・ジョンソンとライアン・ベイダーによる王座挑戦者決定戦が最大の見どころでした。

大会を彩った注目カード

本大会では、ライトヘビー級王座挑戦者決定戦以外にも、多くの注目カードが組まれました。特に、ROCウェルター級王者としてキャリア6戦全勝を誇るランディ・ブラウンのUFCデビュー戦は、大きな話題を集めました。ブラウンのUFCでの活躍は、多くのファンの期待を集めていました。

試合カード変更

選手負傷などによるやむを得ない事情により、いくつかのカード変更がありました。具体的には、ジョアキン・シウバ選手の代わりにカルロス・ディエゴ・フェレイラ選手、アンドリュー・ホルブルック選手の代わりにブライアン・バーバリーナ選手が出場することになりました。変更はありましたが、大会全体への影響は最小限に留まりました。

試合結果詳細

大会はアーリープレリミナリーカード、プレリミナリーカード、メインカードの3部構成で行われ、各試合で白熱した戦いが展開されました。

アーリープレリミナリーカード

第1試合：トニー・マーティンがフィリップ・オリビエリを3R 3:02、リアネイキドチョークによるTKOで下す。
第2試合：デイモン・ジャクソンとレヴァン・マカシュヴィリはドロー。判定は1-0(29-27、28-28、28-28) 。
第3試合：ランディ・ブラウンがマット・ドワイヤーを3-0の判定で下し、UFCデビュー戦を勝利で飾る。

プレリミナリーカード

第4試合：アレックス・カサレスがマシオ・フーレンを3-0の判定で勝利。
第5試合：アレクサンドル・ヤコヴレフがジョージ・サリヴァンを1R 3:59、右フックによるKOで下す。
第6試合：ウィルソン・ヘイスがダスティン・オーティスを3-0の判定で勝利。
第7試合：ハファエル・ナタウがケビン・ケーシーを3R 3:37、マウントパンチによるTKOで勝利。
第8試合：ディエゴ・フェレイラがオリヴィエ・オービン＝メルシエを3-0の判定で勝利。
第9試合：タレック・サフィジーヌがジェイク・エレンバーガーを3-0の判定で勝利。

メインカード

第10試合：ブライアン・バーバリーナがセージ・ノースカットを2R 3:06、肩固めで勝利。
第11試合：ジミー・リベラがユーリ・アルカンタラを3-0の判定で勝利。
第12試合：ベン・ロズウェルがジョシュ・バーネットを2R 3:48、ゴゴチョークで勝利。
第13試合：アンソニー・ジョンソンがライアン・ベイダーを1R 1:26、パウンドによるKOで下し、王座挑戦権を獲得。

大会表彰

ファイト・オブ・ザ・ナイト：ジミー・リベラ vs. ユーリ・アルカンタラ
* パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト：アンソニー・ジョンソン、ベン・ロズウェル

受賞者には5万ドルのボーナスが授与されました。

まとめ

UFC on FOX 18は、ライトヘビー級王座挑戦者決定戦をはじめ、多くの注目カードと白熱した試合展開で多くのファンの記憶に刻まれた大会となりました。ランディ・ブラウンのUFCデビューや、いくつかのカード変更もあったものの、大会全体としては大きな成功を収めたと言えるでしょう。今後のUFCの動向にも注目です。

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