UNDER17

UNDER17（アンダーセブンティーン）

UNDER17は、桃井はること小池雅也によって結成された音楽ユニットで、主に「萌えソング」の制作を目指して活動しています。通称「アンセブ」として知られるこのユニットは、2002年に活動を開始し、瞬く間に人気を博しました。

構成員とその役割

ユニットのコアメンバーは、以下の通りです。

• - 桃井はるこ：ヴォーカル
• - 小池雅也：ギター

また、補助メンバーとして、熊木宏尚（ベース）、宇野怜二（ドラムス）、主堂敬親（キーボード）が参加し、踊り子として澤田夏子と平塚美和子も活動しています。

初期の頃、桃井はさまざまなプロジェクトに対して歌手や作曲家を招いていましたが、徐々に自信を深め、ついには自身が作曲を手がけるようになりました。その結果、UNDER17が誕生しました。

UNDER17の名前の由来

ユニット名の「UNDER17」は、18歳未満向けのコンテンツを意識したもので、実際に18歳未満で遊べるゲームはあっても、その音楽を聴くことはできるという理念から名付けられています。このネーミングは、心の純真さを表現するもので、人気の萌えジャンルに特化していることを示しています。

活動の経歴

2002年2月に活動を本格化させ、同年4月29日には「キャラフェス2002春」で初めてお披露目されました。彼らの楽曲は主に成人向けPCゲーム向けに作られ、ライブパフォーマンスもコミックマーケットなどのイベントで数多く行われました。
当初は「萌えソング」という概念はあまり知られていませんでしたが、彼らの活動を通じて、次第にその名称が広まり、多くのファンを獲得しました。特に2003年にはテレビアニメ『MOUSE』のオープニングテーマに起用され、知名度が一気に上昇しました。
年末には初の単独ライブを行い、1,300人を動員するという成功を収めました。

解散と復活

しかし、メンバー同士の方向性の違いや、桃井の肉体的・精神的限界があり、2004年9月に解散を発表しました。2004年11月20日の横浜BLITZでの公演を最後に、彼らの活動は終了しました。
その後、2008年に復活を果たし、一日限りのイベント参加を行いました。2020年には再び復活し、ファンに再会を果たしました。

豆知識

• - 桃井はるこは、UNDER17の公演時に常に眼鏡をかけています。これは視力の問題ではなく、ファンとの目線を合わせるための演出だと言われています。
• - 彼女はまた、2004年に行われたPerfumeのライブにもゲスト出演した経験があります。

ディスコグラフィ

UNDER17の代表作には以下のようなシングルやアルバムがあり、多くのアニメやゲームのオープニングやエンディングテーマとして親しまれています。

• - マウス Chu マウス（2003年1月26日発売）
• - ラブスレイブ（2004年7月22日発売）
• - くじびきアンバランス（2004年8月25日発売）
• - アルバムには『萌えソングをきわめるゾ！！』や『そして伝説へ…』などがあり、高い人気を誇りました。

このように、UNDER17は音楽シーンにおいてユニークな存在として幅広い支持を受け続けています。

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