UnBORDE

unBORDE：時代のエッジを刻む音楽レーベル

2010年12月21日、ワーナーミュージック・ジャパン（WMJ）は、新たな音楽レーベルunBORDE（アンボルデ）を設立しました。同時に、アーティストマネジメントを担うunBORDE ARTISTA（アンボルデ・アルティスタ）も発足。レーベルヘッドには鈴木竜馬氏が就任し、神聖かまってちゃん、androp、Q;indivi+、九州男、近藤夏子、高橋優、RIP SLYME|RIP_SLYMEといった、既に注目を集めていたアーティストに加え、これから活躍が期待される若手アーティストが所属することになりました。

レーベルの第1弾リリースは、神聖かまってちゃんのアルバム『つまんね』。この作品が示唆するように、unBORDEは、音楽ジャンルにとらわれず、時代の空気を反映した、エッジの効いた作品を追求する姿勢を鮮明に打ち出しました。

レーベル名のunBORDEは、スペイン語で「境界線」や「エッジ」を意味します。これは、鈴木氏がレーベル設立当初から掲げていた「エッジ」というキーワードと、2010年のワールドカップで優勝したスペインへの敬意、そして言葉の響きの良さから着想を得たもの。この名前に込められた挑戦的な精神は、unBORDEの活動全体を貫く重要な要素となっています。

設立当初、新人アーティストが多くを占めることに対する不安を払拭するため、鈴木氏は、長年の信頼関係があったRIP SLYME|RIP_SLYMEに協力を依頼。RIP SLYME|RIP_SLYMEのメンバーとマネージャーは、unBORDEの兄貴分としてレーベルを支える役割を快諾しました。ベテランアーティストの存在は、若手アーティストたちにとって大きな支えとなり、レーベル全体の安定感と成長に貢献したと言えるでしょう。

設立5周年を迎えた2016年には、所属アーティスト12組によるスペシャルユニット「unBORDE all stars」を結成。アルバムをリリースし、収録曲「Feel」はコカ・コーラのCMソングに起用されるなど、大きな話題となりました。

所属アーティスト：多様な才能の集結

unBORDEは、これまでに数多くのアーティストを輩出してきました。2023年4月現在も、あいみょん、CAPSULE、中田ヤスタカ、神聖かまってちゃん、ジェニーハイ、TEAM SHACHI、高橋優、chelmico、Tempalay、tofubeats、WANIMAなど、音楽シーンを代表するアーティストたちが所属。それぞれの個性と才能が、unBORDEというレーベルに独特の彩りを加えています。

過去には、きゃりーぱみゅぱみゅ、androp、RIP SLYME|RIP_SLYME、ゲスの極み乙女。、indigo la Endなど、現在も第一線で活躍するアーティストが所属していたことも特筆すべき点です。これらのアーティストたちがunBORDEで培った経験は、その後のキャリアに大きく影響を与えたと言えるでしょう。

さらに、unBORDE ARTISTAは、Coccoや熊木杏里など、実力派アーティストのマネジメントも担当。レコードレーベルとしての活動だけでなく、アーティストの育成とサポートにも力を注いできました。

unBORDEの未来

unBORDEは、設立以来、常に時代の先端を行く音楽を追求し続けてきました。ジャンルにとらわれず、多様なアーティストを擁するunBORDEは、これからも日本の音楽シーンを牽引していく存在であり続けるでしょう。 今後の活動にも目が離せません。

参考情報

unBORDE公式サイト
unBORDE公式Twitter
* unBORDE公式Instagram

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