VOCALIST 6

德永英明の『VOCALIST 6』は、2015年1月21日にユニバーサルミュージックシグマから発売された6枚目のカバーアルバムです。

前作『VOCALIST VINTAGE』から約2年半ぶりとなる「VOCALIST」シリーズの第6弾で、1960～70年代のムード歌謡が中心だった前作に対し、今作は『VOCALIST 4』以前と同様に、時代を超えた女性ボーカリストの楽曲で構成されています。

DREAMS COME TRUE、松任谷由実、中島みゆきといったアーティストが手掛けた楽曲が、過去のVOCALISTシリーズに続いて収録されている点も特徴です。

パッケージ仕様

初回限定盤A（UMCK-9714）には、2005年から10年間の「VOCALIST」を振り返るインタビューと、収録曲のミュージックビデオ3曲を収録したDVDが付属しています。
初回限定盤B（UMCK-9715）には、ボーナストラックが2曲収録されています。

収録曲について

さよならの向う側: 山口百恵のラストシングルとして知られる名曲。德永英明バージョンは先行シングルとして発売されました。
Woman "[[Wの悲劇"より]]: 薬師丸ひろ子主演映画の主題歌。情感たっぷりに歌い上げています。
サンキュ.: DREAMS COME TRUEの代表曲の一つ。原曲の持つ温かさが伝わってきます。
寒い夜だから…: trfのダンスナンバーを、バラードアレンジでカバー。レコーディング中には、作曲者の小室哲哉が隣のスタジオにいたというエピソードも。
桜色舞うころ: 中島美嘉のヒット曲。「VOCALIST」発足当初からの候補曲だったそうです。
風立ちぬ: 松田聖子の楽曲で、大瀧詠一が制作。德永英明が、大瀧詠一への哀悼の意を込めて選曲。
スローモーション: 中森明菜のデビューシングル。原曲の雰囲気を大切にしながら、德永英明ならではの解釈が加えられています。
やさしい悪魔: キャンディーズの楽曲。吉田拓郎のセルフカバーバージョンも参考に、德永英明がカバー。
想い出のスクリーン: 八神純子の楽曲。「ミュージックフェア」で八神純子との共演も実現しました。
かもめが翔んだ日: 渡辺真知子の楽曲。
告白: 竹内まりやの楽曲。
春なのに: 柏原芳恵の楽曲。
ダンデライオン～遅咲きのたんぽぽ: 原田知世の楽曲。松任谷由実もセルフカバーしています。
花は咲く: 東日本大震災復興支援ソング。チャリティーソング。
* Let It Go ～ありのままで～: 映画「アナと雪の女王」の主題歌。松たか子が歌った日本語吹き替え版のカバー。

『VOCALIST 6』は、德永英明が日本の音楽史を彩る女性ボーカルの名曲たちに新たな命を吹き込んだ、聴きごたえのあるアルバムです。

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