VOICE愛

VOICE de GO!

『VOICE de GO!』は、2023年4月12日からRSK山陽放送で放送を開始した地域密着型の情報番組です。この番組は、前身の『VOICE21』や『VOICE愛』といった長寿番組から受け継がれたコンセプトを持ち、視聴者に地域の「人」を主役にした様々な情報を提供しています。

番組の成り立ちと歴史

本番組の始まりは1989年4月、その前身となる『RSK特集』が1986年にスタートしました。初期は、強い報道色を持ち、主に「瀬戸大橋開通後の未来」をテーマに様々な議論が行われていました。しかし、3年目以降は地域のレストランや観光地を取り上げるエンタテインメント的な情報番組へと進化を遂げました。このコンセプトは、岡山・香川地域の他の民放局でも導入され、多くの自社制作番組が誕生しました。

RSSK山陽放送の『VOICE de GO!』は、地域の様々な「人」に着目し、そのストーリーや魅力を掘り下げる内容が特徴です。放送時間は水曜19時から20時、再放送は翌週水曜1時25分から行われます。

現在の放送スタイル

2023年時点の『VOICE de GO!』は、すべてロケ中心で構成されており、レポーターによる情報発信が行われています。地元岡山出身のレポーターは岡山弁を用いた発言が多く、視聴者に親しみやすい印象を与えています。この番組は岡山や香川のほか、日本海から太平洋に至る地域もカバーしており、広範な取材対象を持っています。

特別企画と視聴率

年に2回、高松三越とのコラボ企画として、番組で紹介した地元の飲食店が出店するイベントが開催されます。また、視聴率は安定しており、過去最高25.7%を記録したこともあります。特に新春特番や特別番組では、多くの視聴者を惹きつける内容になっています。

過去の進化と今後の展望

『VOICE21』としてスタートしたこの番組は、様々な改編を経て現在の形に進化してきました。2013年には『VOICE愛』と改題し、その後2023年に『VOICE de GO!』へとリニューアルされています。また、番組終了後には「TVer」での見逃し配信が始まり、多くの人々に視聴される機会が増えています。

おわりに

『VOICE de GO!』は、地域に根ざした情報提供だけでなく、地元の文化や人々の物語を大切にする姿勢を持つ番組です。視聴者に愛される番組を目指し、今後も進化していくことでしょう。

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