VOICES (織田哲郎のアルバム)

織田哲郎の1stアルバム『VOICES』は、1983年6月22日にリリースされました。シンガーソングライター、作曲家、音楽プロデューサーとして多岐にわたる活躍を見せる織田哲郎の、原点とも言えるソロデビューアルバムです。

このアルバムは、先行シングル「2001年」を含む全10曲で構成されています。すべての楽曲の作詞・作曲・編曲を織田哲郎自身が手掛けており、彼の音楽的な才能が存分に発揮されています。特に、このアルバムで初めてピアノやパーカッションといった楽器を導入したことは、織田哲郎の音楽キャリアにおいて重要なターニングポイントとなりました。

音楽制作はBeingが担当しており、当時の最先端の技術とサウンドプロダクションが駆使されています。収録曲は以下の通りです。

1. SHINE THE LIGHT
2. 夏の夜の出来事
3. 夢の終わりに
4. 時を超えて
5. 2001年
6. NIGHT
7. R&R FANTASY
8. さよならBABE
9. LAST LULLABY FOR YOU
10. SOMEBODY TO LOVE

アルバムには、織田哲郎自身がボーカル、ギター、ピアノ、シンセサイザー、パーカッションを担当している他、北島健二（ギター）、岡沢章、伊藤広規（ベース）、青山純（ドラム）、木村誠（パーカッション）、古村敏比古（サックス）、大谷和夫、中西康晴、難波弘之（ピアノ）、大谷哲範（シンセサイザー）、Pic（コーラス）といった、豪華なミュージシャンが参加しています。彼らの卓越した演奏が、アルバムのクオリティをさらに高めています。

『VOICES』は、織田哲郎の音楽的なルーツを探る上で欠かせない作品であり、彼の才能の萌芽を垣間見ることができる貴重なアルバムです。このアルバムを聴くことで、織田哲郎がその後の音楽シーンに与えた影響の大きさを改めて感じることができるでしょう。

もう一度検索