Virgin Berry

Virgin Berry (バージンベリー)

Virgin Berryは、2000年1月に結成された日本の音楽ユニットです。当初は女性ボーカル版ビジュアル系ロックユニットとしてインディーズデビューしましたが、後にポップス路線へと転向しました。

概要

ユニットは、ボーカルのAya（現・右藤綾子）と、ギター・シンセサイザー担当の浅野ケンによって構成されています。浅野が主宰するインディーズレーベルのオーディションでAyaが発掘されたことが結成のきっかけとなりました。Ayaが提出したデモテープはDREAMS COME TRUEの「未来予想図II」でした。

2001年には、川崎フロンターレのサポーターと共に制作した2ndシングル「Till the End of Time 〜がんばれ!川崎フロンターレ Back to J1!!〜」が話題となり、メジャーデビューへの足がかりとなりました。2003年6月には、ブロー・ウィンド・レコードからメジャーデビューを果たし、「マルチボーカリストAyaとアレンジャー浅野ケンによる遊園地系エンタメユニット」というキャッチコピーで活動を展開しました。

楽曲は、アップテンポのポップな曲を浅野が、バラードなどのスローテンポの曲をAyaが作曲することが多く、作詞は主にAyaが担当していました。編曲は全曲浅野が担当していましたが、初期にはツボイリカとの共同アレンジもありました。

2003年12月29日、Ayaの26歳の誕生日に限定発売されたライブビデオ「postscript」の巻末コメントにて、無期限活動休止を発表しました。

メンバー

Aya（現・右藤綾子） - ボーカル（1977年12月29日生まれ、神奈川県綾瀬市出身）
浅野ケン - ギター、シンセサイザー（1975年2月3日生まれ、神奈川県小田原市出身）

活動休止後の足取り

Aya (右藤綾子)

Virgin Berry活動休止後、オーエイジからイズディスラブへ事務所を移籍し、右藤綾子としてソロシンガーとしての活動を開始しました。2006年には2ヶ月連続でアルバムをリリースするなど精力的に活動し、ライブDVDのリリースや、TBS『開運音楽堂』でのレポーターとしても活動していました。また、様々な企業のサウンドロゴにも声の出演をしています。

浅野ケン

Virgin Berry活動休止後は、作曲家や編曲家として楽曲提供を行う傍ら、アイドルグループのプロデュースも手掛けていました。その後、ギタリストとしてアーティスト活動も再開し、アルバムリリースやテレビ番組のエンディングテーマを担当しました。現在は株式会社ユニオンミュージックジャパンの代表取締役社長を務めています。

ディスコグラフィー

シングル

Virginity（2000年8月16日）
Till the End of Time 〜がんばれ!川崎フロンターレ Back to J1!!〜（2001年9月16日）
LOVE ESSENCE（2003年6月25日）

コンピレーション

amante（2002年7月21日）

ライブビデオ

* postscript（2003年12月29日）

サポートミュージシャン

Virgin Berryの活動を支えたミュージシャンとして、ギタリストの種田博之、成田浩一郎、小西一星、伊藤嘉紀、神戸輝之、鈴木享、ベーシストのKUMA原田、工藤勝洋、Goro、ドラマーの宗台春男、山本歩、2Z、パーカッショニストの鳴島英治、キーボーディストのツボイリカ、金澤拓也などが挙げられます。

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