Virgin Emotion
accessの記念すべきファーストシングルとして、1992年11月26日にファンハウスよりリリースされたのが「Virgin Emotion」（バージン･エモーション）である。同作はaccessの音楽キャリアの起点となった作品であり、ファンや音楽シーンにその存在を知らしめる重要な一歩となった。
accessのデビューシングルである本作は、累計で1.6万枚のセールスを記録した。収録曲全体を通してギターは葛城哲哉が担当しており、サウンドに彩りを加えている。表題曲「Virgin Emotion」は、後にリミキサー大里正毅によって新たな解釈が加えられた「VIRGIN EMOTION -RISING HIGH MIX-」としてリミックスアルバム『AXS REMIX BEST TRACKS』に収められた。また、ライブの臨場感を収めたアルバム『LIVE ONES SYNC-ACROSS JAPAN TOUR '93-'94』には、当時のライブパフォーマンスによるアレンジバージョンが収録されている。カップリング曲の「Be NUDE」も、浅倉大介自身によるリアレンジバージョン「Be Nude (S Version)」が存在し、これは24thシングル「Vertical Innocence」（A盤）に収められている。さらに、浅倉大介がプロデュースを手掛けた音楽ユニット、LAZY KNACKがミニアルバム『FLASH』において、表題曲をカバーしている（このカバーのアレンジは石井妥師が手掛けた）。
本作には二つの楽曲が収録されており、いずれもaccessのサウンドと歌詞世界を象徴する楽曲となっている。
作詞：貴水博之 作曲・編曲：浅倉大介
ボーカリストである貴水博之が、作詞家として本格的な活動を開始するきっかけとなった記念碑的作品。貴水自身は、この楽曲の歌詞について、accessとしての活動が始まることへの自身の内なる衝撃、そしてファンへの問いかけとして access というユニットの形を示すこと、さらに、浅倉大介が生み出す音のスピード感に言葉が負けないように意識したことを語っている。また、他者を好きになることや、それによって生じる悩みを通して、本当に自分が望むものに気づいた瞬間の衝撃や、日常に満足せず、その一歩先の世界を目指すといった思いを言葉に込めるため、勢いを重視して書き上げたという。
作詞：貴水博之 作曲・編曲：浅倉大介
この楽曲は、コンポーザーである浅倉大介が、貴水博之の歌声を初めて耳にした際に特に印象に残ったというハイトーンボイスの魅力を最大限に引き出し、その歌声の気持ちよさをリスナーに伝えることを意図して作曲された。歌詞のコンセプトは、表題曲「Virgin Emotion」と共通しており、「これからのaccessはファンである皆さんに向けて進んでいく」という力強いメッセージが込められている。貴水博之は、自身のボーカルスタイルとして確立される日本語と英語を織り交ぜた表現が、この楽曲から始まったと述懐している。さらに、この楽曲の特徴として、コーラスパートの全てを貴水博之が一人で担当している点が挙げられる。これらのコーラスは、貴水博之の声を浅倉大介が素材として様々な加工を施すことで、独創的な響きを作り出している。
概要
accessのデビューシングルである本作は、累計で1.6万枚のセールスを記録した。収録曲全体を通してギターは葛城哲哉が担当しており、サウンドに彩りを加えている。表題曲「Virgin Emotion」は、後にリミキサー大里正毅によって新たな解釈が加えられた「VIRGIN EMOTION -RISING HIGH MIX-」としてリミックスアルバム『AXS REMIX BEST TRACKS』に収められた。また、ライブの臨場感を収めたアルバム『LIVE ONES SYNC-ACROSS JAPAN TOUR '93-'94』には、当時のライブパフォーマンスによるアレンジバージョンが収録されている。カップリング曲の「Be NUDE」も、浅倉大介自身によるリアレンジバージョン「Be Nude (S Version)」が存在し、これは24thシングル「Vertical Innocence」（A盤）に収められている。さらに、浅倉大介がプロデュースを手掛けた音楽ユニット、LAZY KNACKがミニアルバム『FLASH』において、表題曲をカバーしている（このカバーのアレンジは石井妥師が手掛けた）。
収録曲
本作には二つの楽曲が収録されており、いずれもaccessのサウンドと歌詞世界を象徴する楽曲となっている。
Virgin Emotion
作詞：貴水博之 作曲・編曲：浅倉大介
ボーカリストである貴水博之が、作詞家として本格的な活動を開始するきっかけとなった記念碑的作品。貴水自身は、この楽曲の歌詞について、accessとしての活動が始まることへの自身の内なる衝撃、そしてファンへの問いかけとして access というユニットの形を示すこと、さらに、浅倉大介が生み出す音のスピード感に言葉が負けないように意識したことを語っている。また、他者を好きになることや、それによって生じる悩みを通して、本当に自分が望むものに気づいた瞬間の衝撃や、日常に満足せず、その一歩先の世界を目指すといった思いを言葉に込めるため、勢いを重視して書き上げたという。
Be NUDE
作詞：貴水博之 作曲・編曲：浅倉大介
この楽曲は、コンポーザーである浅倉大介が、貴水博之の歌声を初めて耳にした際に特に印象に残ったというハイトーンボイスの魅力を最大限に引き出し、その歌声の気持ちよさをリスナーに伝えることを意図して作曲された。歌詞のコンセプトは、表題曲「Virgin Emotion」と共通しており、「これからのaccessはファンである皆さんに向けて進んでいく」という力強いメッセージが込められている。貴水博之は、自身のボーカルスタイルとして確立される日本語と英語を織り交ぜた表現が、この楽曲から始まったと述懐している。さらに、この楽曲の特徴として、コーラスパートの全てを貴水博之が一人で担当している点が挙げられる。これらのコーラスは、貴水博之の声を浅倉大介が素材として様々な加工を施すことで、独創的な響きを作り出している。
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