Vodafone 703SH

Vodafone 703SH (ボーダフォン 703SH) について

Vodafone 703SHは、シャープが開発し、ボーダフォン日本法人（現ソフトバンクモバイル）から販売された携帯電話端末です。W-CDMA（3G）とGSMの通信方式に対応しており、国際ローミングも可能です。2005年7月28日にプレスリリースされ、同年8月5日に発売が開始されました。技術基準適合証明（JATE）は2005年4月6日に通過しています。

デザインと特徴

この端末は、日本のW-CDMA方式を採用した携帯電話端末の中で、特に軽量な部類に入ります。小型化とポップなデザインが重視されており、豊富なカラーバリエーションも展開されました。これらの特徴から、主に若年層や女性をターゲットにしていたと考えられます。

ユーザーインターフェース（UI）については、前モデルである902SHや802SHでユーザーから不満の声が上がっていた点が一部改善されました。例えば、画面上部に常に時計が表示されるようになったり、メール作成画面が改良されたりしています。しかし、基本的なUIはx02シリーズの共通インターフェースを踏襲しています。

ディスプレイは、シャープ製の3G端末としては珍しく、モバイルASV液晶ではなく、従来の液晶が採用されています。

後継機種

本端末の発展形として、FeliCa（おサイフケータイ）を搭載した703SHfが後に発売されました。703SHfは、FeliCaの利用による利便性向上を目的としたモデルです。

スペックと機能 (詳細な情報は公式情報参照)

通信方式: W-CDMA（3G）、GSM
発売日: 2005年8月5日
開発元: シャープ
販売元: ボーダフォン日本法人（現ソフトバンクモバイル）
特徴: 軽量、ポップなデザイン、豊富なカラーバリエーション
ターゲット層: 若年層、女性
UI: 一部改善されたが、基本的なUIはx02シリーズを踏襲
ディスプレイ: モバイルASV液晶ではない

関連情報

関連項目:
Vodafone 703SHf
ソフトバンクモバイルの端末一覧

外部リンク

SHARP 製品情報 703SH - ウェイバックマシン（2005年8月9日アーカイブ分） (リンク切れの可能性があるため、アーカイブへのリンクにしています。)
* Vodafone703SH製品情報 ボーダフォン



この情報から、Vodafone 703SHは、軽量でデザインを重視した若年層向けの携帯電話であり、その後の発展機種も展開されたことがわかります。

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