WAR OF BRAINS

WAR OF BRAINS（ウォー オブ ブレインズ）

『WAR OF BRAINS』は、タカラトミーとHobbyJAPANによって展開されたデジタルカードゲーム（DCG）です。2016年12月2日にサービスを開始し、2018年9月27日にはサービスを終了しました。このゲームは基本プレイが無料で、課金要素を含んでいます。

概要

このゲームは、タカラトミーが提供するTCG「デュエル・マスターズ」や「WIXOSS」と同様に、対人戦を重視したデザインになっています。プレイヤーは独自のデッキを構築し、他のプレイヤーと直接対戦を行うことができ、戦略的な思考が求められます。
特に注目すべきは、最高レアリティのカードや特殊なカードに設定された固有のBGMです。これにより、カードが場に出た際の雰囲気が一層盛り上がります。また、2017年8月8日に行われたメジャーアップデートによって、『WAR OF BRAINS Re:Boot』としてリニューアルされました。

沿革

• - 2016年12月2日: iOS、Android版サービス開始
• - 2017年3月23日: 初の拡張パック「Bullets of Soul」を実装
• - 2017年7月14日: 総合情報・攻略サイト公開
• - 2017年8月8日: 「Sword of Nemesis」拡張パック実装及びメジャーアップデート
• - 2017年10月7日: 初の賞金制大会「VICTOR」を開催
• - 2018年2月1日: 第4弾拡張パック「Riot for Freedom」を実装
• - 2018年4月26日: 第5弾拡張パック「Force of Axion」を実装
• - 2018年7月13日: 最後の拡張パック「Blaze of Starlight」を実装
• - 2018年9月27日: サービス終了

ストーリー

物語の舞台は2091年。世界では強国が戦争によって疲弊し、コンピュータ技術が発展する中、国際連合は戦争の勝敗を「国際電子裁判所」による「模擬実験」に委ねる条約を締結しました。その際、「Godbook Inc.」という新たな企業が登場し、電子カードゲーム「WAR OF BRAINS」を発表します。このゲームは「模擬実験」の一要素として位置づけられ、各国は自国の威信をかけて対戦に臨むようになります。
このように、戦争は物理的な戦闘からカードゲームの形式へと変容していき、軍事力を持たない国にも新たな武器を提供しました。電子戦争時代の幕開けを感じさせます。

ルール・システム

『WAR OF BRAINS』はターン制かつポイント制を採用しています。プレイヤーはそれぞれ20のライフを所持し、互いに決められたポイント（メモリー）の範囲内でカードをプレイし、相手のライフを0にすることを目指します。両者が同時にライフを0にした場合は、両者敗北となります。
プレイヤーは5つの国家の中から一つを選び、40枚のカードで自分のデッキを構築します。デッキにはユニット、スペル、トラップのカードを使用し、各国家のカードを組み合わせて戦います。

ゲーム開始時、先攻と後攻が無作為に決定され、先攻には3枚、後攻には4枚のカードが配られます。また、後攻のプレイヤーには特殊なカードが付与され、一時的にメモリーを増加させることができます。ターンが進むにつれ、プレイヤーはメモリーを回復させ、新たな手札を引くチャンスが与えられます。

カードの種類

• - ユニット: 攻撃力や耐久力を持つカードで、場に出た翌ターンから攻撃可能です。
• - スペル: 即座に効果を発揮するカードです。
• - トラップ: 設置して条件を満たすことで自動的に効果を発動できます。
• - ウイルス: 他のカードの効果で手に入るデメリット付きのカードです。

特殊な行動

• - ソウルバースト: 国家ごとに異なる効果を持つ、試合中に一度だけ発動できる能力です。
• - オーバーヒート: メモリーの制限を無視してユニットを場に出せる能力ですが、 デメリットも伴います。

このように、『WAR OF BRAINS』は多様な要素が組み合わさり、プレイヤーに新たな戦略的体験を提供しました。

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