WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争

WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争

概要

『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』（略称: WOTV）は、2019年11月14日にリリースされたスマートフォン用ゲームアプリです。本作は、2015年に登場した『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』（FFBE）と同じ世界観を基にしたシミュレーションRPGであり、スクウェア・エニックスが配信し、gumiが開発を担当しています。ゲームは基本プレイ無料ですが、アイテム課金が存在します。

本作は、FFBEの数百年前に設定された物語で、「幻影戦争」と呼ばれる戦乱の歴史が描かれています。プロデューサーの広野啓は、『ファイナルファンタジータクティクス』（FFT）の影響を受けたとコメントしており、ストーリーや世界観はFFTを意識したものとなっています。

ストーリー

舞台は、クリスタルの伝説が語り継がれたアードラ大陸です。小国リオニスは、周囲の大国に囲まれながらも独立を保っていたが、その秘訣は「翼ある者」に与えられた「指輪」にあります。この指輪は、具現化された想いを使役し戦わせる力「ビジョン」をもたらし、周辺諸国にとって脅威とされていました。

しかし、運命は交錯し、絆や愛、友情が静かに侵食されていきます。リオニスの双子の王子であるモントとシュテルは、互いに確執を抱え、それが幻影戦争の戦端を開くこととなります。

ゲームシステム

本作のゲームプレイは、タクティカルRPGに基づいています。プレイヤーは、3Dフィールドのバトルステージをクリアすることでストーリーを進めていきます。バトルシステムは、gumiが手掛ける『誰が為のアルケミスト』と似ており、キャラクターを操作し、アビリティやコマンドを選択する形で戦闘を行います。移動はマス単位で行うことができ、高さのある地形もあります。

登場人物

物語には多くのキャラクターが登場します。主なキャラクターは以下の通りです。

• - モント・リオニス: 主人公で、リオニスの王子。争いごとを好まず、戦をなくしたいと考えている。
• - シュテル・リオニス: モントの双子の弟で、剣の腕前は兄を凌ぐ。父となかなか衝突する。
• - エルデ・リオニス: リオニス国王で、息子たちの運命を冷徹に見守る。
• - マシュリー・ホルン: ホルン王女で、本作のヒロイン。
• - ラマダ: 占星術師で、物語の案内役。

その他にも、リオニスの騎士やホルンの王族、教会の人物など多彩なキャラクターが登場し、彼らの運命が交差しながら物語が展開します。

設定・世界観

本作では、「ビジョン」という概念が中心に据えられています。これは、人の想いや幻想を具現化する力であり、FFBEと共通する重要な要素です。プレイヤーは、異なる国々や異界を舞台にした物語を楽しむことができます。また、声優陣やスタッフも豪華で、物語の深みをさらに増しています。

今後の展開

「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE」として、舞台化も予定されており、多くのファンから注目されています。2024年には東京での公演も開催予定です。

『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』は、その魅力的なキャラクターや深遠なストーリー、戦略的なゲームプレイによって、プレイヤーに新たな冒険と感動を提供し続けています。

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