WWEグレート・ボールズ・オブ・ファイヤー

WWEグレート・ボールズ・オブ・ファイヤー：2017年大会詳報

2017年7月9日、アメリカ合衆国テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターにて、WWE主催のペイパービューイベント『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』が開催されました。16,579人の熱狂的なファンが会場に詰めかけ、忘れられない一夜を過ごしました。このイベントの名称は、アメリカ南部で用いられるスラングで、「驚き」や「信じられない」といった意味を持ちます。まさに、その言葉がぴったりの、興奮とドラマに満ちた大会となりました。

大会カードと結果

この大会では、複数のタイトルマッチを含む、数々の注目カードが組まれました。以下に主な試合結果をまとめます。

キックオフ・ショー

[WWE]]クルーザー級王座戦：ネヴィル(c) ○ vs [[戸澤陽] ●

メインカード

ブレイ・ワイアット ○ vs セス・ロリンズ ●
ビッグ・キャス ○ vs エンツォ・アモーレ ●
30分マット・ハーディー&ジェフ・ハーディー'>[アイアンマン・マッチ]]形式WWE RAWタッグチーム王座戦：シェイマス&セザーロ(c) ○ vs [[ハーディー・ボーイズ] ●
RAW女子王者決定戦：アレクサ・ブリス(c) ● vs サシャ・バンクス ○ (アレクサのリングアウト負けのため王座移動は無し)
インターコンチネンタル王座戦：ダラス&カーティス・アクセル'>[ザ・ミズ])(c) ○ vs ディーン・アンブローズ ●
アンビュランス・マッチ：ブラウン・ストローマン ○ vs ロマン・レインズ ● (試合後、レインズがストローマンを救急車に叩き込み、さらにトラックで救急車を破壊する事件が発生)
ヒース・スレイター ○ vs カート・ホーキンス ● (この試合は、ストローマンとレインズの騒動の影響で、最後の22秒間が放送されず、試合時間はわずか2分26秒でした)
* ポール・ヘイマン'>[WWE]]ユニバーサル王座戦：ブロック・レスナー](c) ○ vs [[サモア・ジョー ●

大会を彩った名勝負たち

この大会では、複数の記憶に残る名勝負が繰り広げられました。特に、ブラウン・ストローマン対ロマン・レインズのアンビュランス・マッチは、両者の激しい攻防と、試合後の予想外の展開で大きな話題を呼びました。レインズの奇襲攻撃により、救急車は大きく損壊し、試合後の混乱は大きなインパクトを与えました。また、レスナー対ジョーのユニバーサル王座戦も、両者の圧倒的なパワーと技量を存分に見せつけた、見応えのある試合でした。

一方、ヒース・スレイター対カート・ホーキンスの試合は、ストローマンとレインズの騒動の影響で、放送時間の多くがカットされてしまい、非常に短い試合時間となってしまいました。この不可抗力的な状況は、大会全体のスケジュールにも影響を与えたと言えるでしょう。

まとめ

『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』は、タイトルマッチや衝撃的な出来事など、多くの見どころが詰まった、WWEの歴史に刻まれる大会となりました。観客動員数も16,579人と大盛況で、WWEの熱狂的なファンの多さを改めて示す結果となりました。この大会は、WWEファンにとって忘れられない、興奮と感動に満ちた一夜だったと言えるでしょう。ジェリー・リー・ルイスの同名楽曲が大会テーマソングとして使用されたのも、イベントの雰囲気を高める一因となりました。今後のWWEイベントにも、このような記憶に残る大会が期待されます。

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