globe「wanna Be A Dreammaker」
「wanna Be A Dreammaker」は、
1998年9月2日にリリースされた、音楽グループglobeの13枚目となる
シングルです。この楽曲は、彼らの「BRAND NEW globe 4 SINGLES」というシリーズの第一弾として発表され、
オリコンチャートでは初登場1位を獲得するという大成功を収めました。特に注目されるのは、初回限定版のパッケージデザインです。この特別なジャケットは、他の
シングルとは一線を画し、4枚のCDをすべて収納できるような巧妙な構造を持っています。
楽曲の制作においては、過去の
安室奈美恵の「
How to be a Girl」の影響が色濃く見られます。
小室哲哉は、その曲が世間で「
安室奈美恵の曲」として認識されることに寂しさを覚え、次の楽曲においてはその未解決のテーマをさらに掘り下げることを決意しました。本作の歌詞には、先輩としてのアドバイスや、現在の学校生活や就職活動、さらには家庭からの逃避を反映させた内容が盛り込まれています。楽曲の中では、自分自身の夢を持ち、「Dream maker」になりたいという強い意志を持つことの重要性についても伝えられています。
加えて、BRAND NEW globe 4 SINGLESシリーズのプロモーションビデオは、共通して『
悪夢』をテーマにして制作されています。「wanna Be A Dreammaker」に関しては、
KEIKOが見た
悪夢をモチーフにした映像が撮影されました。撮影は
KEIKOの誕生日の翌日に行われ、前日の飲酒で二日酔いの状態だったとのこと。スタッフからは危険なシーンに関する注意も受けており、彼女はプロとしての責任感と不安が入り混じった複雑な心情で撮影に臨みました。
この楽曲は、
1998年12月31日に行われた第40回
日本レコード大賞において、globeが初の大賞を受賞するきっかけとなりました。これによって、彼らの音楽キャリアに新たな光を与えることとなります。
収録曲
- - wanna Be A Dreammaker (Straight Run)
作詞:MARC & TK、作曲・編曲:
小室哲哉
NISSEKI「Enaカード」キャンペーンCMソング
- - wanna Be A Dreammaker (Sigmund Freud Mix)
- - wanna Be A Dreammaker (Instrumental)
収録アルバム
この楽曲は以下のアルバムにも収録されています。
さらに、
TRFが参加したコンピレーションアルバム「#globe20th -SPECIAL COVER BEST-」(2015年12月16日リリース)にもカバー曲として収録されました。
外部リンク
このように「wanna Be A Dreammaker」は、globeの活動において非常に重要な楽曲であり、多くの人々に影響を与えてきた作品となっています。