Wargame Red Dragon

Wargame: Red Dragon

『Wargame: Red Dragon』は、Eugen Systemsが開発し、Focus Home Interactiveが出版したリアルタイム戦略ゲームです。このゲームは2014年4月17日にリリースされ、前作『Wargame: AirLand Battle』の続編にあたります。バランスの取れたBLUFOR（資本主義陣営）とREDFOR（社会主義陣営）が冷戦時代の東アジアを舞台に、様々な国の兵器を駆使して激突します。

ゲームプレイの概要

『Wargame: Red Dragon』は、20世紀末の東アジアを舞台に、北大西洋条約機構（NATO）とワルシャワ条約機構の軍隊が戦うシミュレーションを描いています。プレイヤーは時代背景を反映した複数の国を選び、それぞれの特性を活かした軍事戦略を展開します。これにより、戦場が単なる二次元ではなく、陸・空・海の多面的な立体的戦闘が特徴となっています。

前作の航空ユニットに加え、今作では水陸両用ユニットや艦隊の要素が新たに追加され、全体で21ヵ国の軍が登場します。特に、BLUFORからは13ヵ国、REDFORからは8ヵ国が登場し、プレイヤーはそれぞれの国の隣国を友軍として選び、戦略的なデッキを編成します。

デッキ編成とユニットタイプ

ゲームスタート時には、選んだ陣営（BLUFORまたはREDFOR）と友軍を選ぶことでデッキ編成が行われます。デッキは使用する兵器や部隊のタイプによって様々な特性を持ち、それぞれのユニットタイプに応じて戦略が異なります。

ユニットタイプには以下の7種類があります。

• - 自動車化: 歩兵、偵察、車両の枠が各+2増加します。
• - 装甲: 戦車枠が+4増加します。
• - 支援: 兵站枠と支援枠が各+4増加します。
• - 上陸部隊: 歩兵枠+2、飛行機枠+2、海戦枠+3の増加です。
• - 機械化: 歩兵枠+4、車両枠+4が増えます。
• - 空挺: 歩兵枠、ヘリ枠、飛行機枠の各+4が得られます。
• - Navy: 海戦枠が+4増加します。

これらのユニットタイプの選択により、デッキの構成に多様性を持たせることができますが、特定の兵器の使用が制限される場合もあるため、戦略的な選択が求められます。

ゲーム評価

『Wargame: Red Dragon』は、プレイヤーからの高評価を受け、Metacriticでは79点を獲得しました。また、IGNでは7.6点が付けられています。これらの評価は、ゲームの深い戦略性と多彩なユニットのバランスを反映しています。

まとめ

冷戦時代の軍事対立をリアルに再現した『Wargame: Red Dragon』は、戦略好きにはたまらない魅力を持つゲームです。多彩な兵器とリアルな戦闘シーンを楽しみながら、友軍との連携やデッキの編成に頭を悩ませる楽しさがあります。興味がある方は、ぜひプレイしてみてください。

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