Weathernews LiVE

weathernews LiVE：ウェザーニューズの社内をリアルタイムで紹介する気象情報番組

[2009年]]10月5日から2012年1月8日まで、ウェザーニューズ]が運営する24時間動画[[生放送番組『SOLiVE24』およびBSデジタル放送で放送されていた『weathernews LiVE』。千葉市美浜区の幕張テクノガーデンにあるウェザーニューズ・グローバルセンター内のスタジオから、気象情報や同社の取り組みをリアルタイムで発信する番組でした。

番組の構成と特徴

『weathernews LiVE』は、当初『SOLiVE Night』内のコーナー「お天気マーケット」としてスタート。ウェザーニューズ社内の各部署の活動や最新の気象情報を、担当者自ら紹介する形式でした。気象予報士だけでなく、動画制作スタッフや一般社員など、幅広い社員が出演し、会社の内部を垣間見れるユニークな番組でした。

大きな特徴として、パソコン向け番組閲覧ソフト「ソラマド」のチャット機能「SORA CHAT」を番組進行に積極的に活用していた点が挙げられます。出演者はチャット画面を見ながら視聴者からの質問に答えたり、視聴者参加型の企画を実施したりしていました。深夜番組『SOLiVE ミッドナイト』とも連動し、チャットで議論された話題をさらに深く掘り下げることもありました。

2010年10月からは日曜日のコーナー内容がリニューアル。2011年2月にはMCが二人体制となり、平日には木島由利香、土曜には佐伯拓也が加わりました。スタジオセットもリニューアルされ、より視聴者にとって見やすく、親しみやすい番組作りが工夫されました。

番組終了と復活

2012年1月8日、番組は終了しました。平日出演者の木島由利香と石橋知博の卒業が発表され、番組改編に伴う終了となりました。石橋の渡米が決まっていたことも終了の理由の一つでした。終了後、金曜日のみ『SOLiVE フライデーナイト』が放送され、それ以外の曜日は『SOLiVE ナイト』に枠が変更されました。

しかし、2014年には2夜限りの特番として復活。石橋知博や木島由利香ら元出演者が集結し、番組リニューアル前後の雰囲気を再現した放送が行われました。同年8月には「バシの日」として、石橋知博をMCに迎えた特番が放送。さらに、2016年と2017年には元旦特番として『Weathernews Special LiVE』が放送されました。

出演者

番組には、多くの気象予報士やウェザーニューズの社員が出演。メインキャスターとして、木島由利香と石橋知博が活躍。土曜日には村田泰謁、日曜日には須田浩子と鈴木俊之が担当していました。その他、各曜日に様々な担当者が日替わりコーナーに出演し、それぞれの専門分野について解説していました。

コーナー紹介

番組は、ニュースコーナー、翌日の天気予報、ウェザーリポート紹介、ゲストとのトークコーナーなど、多様なコーナーで構成。特にゲストゾーンは、ウェザーニューズの社員や関係者が出演し、会社の活動内容や気象に関する様々な話題について議論を交わしていました。また、日替わりコーナーでは、電力事情や地震情報、IT技術などの情報を専門家が解説していました。

番組開始のきっかけと企業広報的側面

『weathernews LiVE』は、2009年の番組改編で、23時～1時の時間枠のキャスター確保が困難になったことをきっかけに、急遽開始された番組でした。当初は穴埋めの役割でしたが、視聴者参加型のスタイルや、気象情報だけでなくウェザーニューズの社内紹介や企業広報も兼ねた内容が好評を博し、人気番組となりました。

2009年の台風18号の進路予想をめぐる気象庁との意見相違についても、番組内で積極的に情報発信を行い、企業としての立場を説明する場ともなっていました。

結論

『weathernews LiVE』は、ウェザーニューズという企業の内部と、気象情報という専門的な情報を、視聴者参加型のインタラクティブなスタイルで発信した画期的な番組でした。番組終了後も特番で復活するなど、視聴者からの高い支持を得ていたことが伺えます。

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