Welcome to the stage!

シングル「Welcome to the stage!」の概要

高橋洋子の27枚目のシングル「Welcome to the stage!」は、2017年3月22日にKING AMUSEMENT CREATIVEからリリースされました。このシングルは、スターチャイルドが廃止された後に初めて発売されたもので、前作の「真実の黙示録」から約2年の間を空けての新作となります。

この楽曲は、「ゴジラ対エヴァンゲリオン」という特別な企画と、高橋洋子のデビュー25周年の記念として制作されました。高橋自身が鷺巣詩郎に対し「エヴァンゲリオンの楽曲をボーカライズしてみたい」と提案したことから、このコラボレーションが実現。さらに、鷺巣からは「シン・ゴジラ」の挿入歌も歌ってほしいという提案があり、それが「Who will know」という楽曲のカバーへとつながりました。

ジャケットイラストは、著名なイラストレーター安野モヨコにより手掛けられ、このデザインは「シン・ゴジラVSエヴァンゲリオン」をテーマにしています。

収録曲とその概要

トラック1の「TENSIONS」は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズのBGM「Battaille Décisive（EM20）」に歌詞を加えたリメイク版です。この楽曲は高橋の歌声が際立つスタートを切っています。次のトラックからは「Who will know」と題された4つのバージョンが収録されています。これらは2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』の挿入歌のカバーです。オリジナルはイギリスのソプラノ歌手キャサリン・ボットによって歌唱されています。

このシングルは『シン・ゴジラ劇伴音楽集』と同時に発売されるセットも提供され、これにより両作のジャケットデザインのステッカーが特典として付いてきます。同時期に『YOKO SINGS FOREVER』や『SHIRO’S SONGBOOK 録音録 The Hidden Wonder of Music』といった作品も同日発売され、またその日はBunkamuraオーチャードホールで「シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽」が開催されました。このイベントには特別ゲストとして高橋洋子が参加し、「Who will know」や「残酷な天使のテーゼ」を披露しました。

音楽的な参加者とリリースの広がり

本シングルは、2019年にフィールズからリリースされた『Pヱヴァンゲリヲン 〜超覚醒〜』や『Pヱヴァンゲリヲン 〜超暴走〜』にも収録されています。

このように、「Welcome to the stage!」は高橋洋子の音楽キャリアにおける重要な一歩であり、エヴァンゲリオンとゴジラという二大巨頭のコラボレーションとして、さまざまな媒体やイベントで注目を集めています。ジャンルを超えたアートとして、ファンからの支持を集め続けています。

このシングルの存在は、高橋洋子の音楽活動の幅広さを示すものであり、彼女の歌声が持つ力を再確認させる作品として記憶されることでしょう。

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