Windy/ユメノツヅキ

CHEMISTRY 「Windy/ユメノツヅキ」

CHEMISTRYの35枚目のシングル「Windy/ユメノツヅキ」は、2017年11月15日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズからリリースされました。6年ぶりの再始動後初のシングルとして、CHEMISTRYの新たなスタートを飾る作品となっています。

概要

プロデュースはCHEMISTRYの“生みの親”とも言える松尾潔が担当。オリコンチャートでは7位を記録しました。本作は、初回限定盤、通常盤、期間生産限定盤の3形態で発売され、それぞれ収録曲が異なるという特徴があります。通常盤と期間生産限定盤には、Alfred Beach Sandal + STUTSによる「Horizon」のカバーが収録されており、STUTS自身がアレンジに参加しています。

制作背景

表題曲の一つ「Windy」は、MBS系アニメ『将国のアルタイル』のエンディングテーマとして起用されました。USオルタナティブR&BのトレンドをJ-POPに昇華させたR&Bナンバーであり、歌詞にはCHEMISTRYの16年間にも及ぶキャリアと、その中で培われた人生観が込められています。川畑要は歌詞について、「カタチ」というキーワードを通して、音楽を続ける意味や、紆余曲折を経て変化してきた自分たちの姿を表現したと語っています。ミュージックビデオは谷山剛がディレクターを務め、「風」を視覚的に表現するために煙を使用した演出が施されています。

もう一つの表題曲「ユメノツヅキ」は、再始動後初めてYouTubeで公開された楽曲で、再始動ライブでも初披露されました。ブギー/モダン・ディスコ系のUS R&Bトレンドを取り入れた楽曲であり、「PIECES OF A DREAM」のセルフ・アンサーソングとして、初期のCHEMISTRYの楽曲名が歌詞に散りばめられています。作詞は、再始動にあたり10年ぶりにCHEMISTRYと再会した松尾潔が担当し、その時の2人の印象を基に制作されました。この曲は、野球日本代表ドキュメンタリー映画『あの日、侍がいたグラウンド』のエンディングテーマにも起用されています。

収録曲

初回限定盤

1. Windy
2. ユメノツヅキ
3. DVD：再始動ライブ「CHEMISTRY LIVE 2017 -TWO-」東京国際フォーラム（2017年3月1日のライブ映像を全24曲完全収録、堂珍・川畑による副音声入り）

通常盤

1. Windy
2. ユメノツヅキ
3. Horizon
4. ユメノツヅキ(Slow & Emotional)

期間生産限定盤

1. Windy
2. ユメノツヅキ
3. Horizon
4. Windy -TV edit.-

演奏

Windy:
Daido：Programming, All Other Instruments
ユメノツヅキ:
マサ小浜：Guitar
Maestro-T：Programming, All Other Instruments
Horizon:
北里彰久：Guitar
川口大輔：Additional Keyboards
和田昌哉：Background Vocals
ABS+STUTS：Programming, All Other Instruments

特典

各店舗での購入特典として、オリジナルポスターやステッカーなどが用意されました。また、ファンクラブ会員にはアナザージャケット、Sony Music Shopではまとめ買い特典として、CHEMISTRY本人からカレンダーのお渡し会や、直筆サイン入りトートバッグがプレゼントされる企画も実施されました。

「Windy/ユメノツヅキ」は、CHEMISTRYの再始動を象徴する作品であり、彼らの音楽的な進化と変わらぬ魅力を堪能できるシングルです。

もう一度検索