Wonder Future

[ASIAN KUNG-FU GENERATION]の8枚目のオリジナルフルアルバム『Wonder Future』は、2015年5月27日にKi/oon Musicからリリースされました。

前作『フィードバックファイル 2』から約1年3ヶ月、オリジナルアルバムとしては『ランドマーク』から2年8ヶ月ぶりとなる作品です。本作は「ラウドロック」をテーマに掲げ、アメリカのロックバンド、フー・ファイターズのプライベートスタジオ「Studio 606」にて、2015年1月から2月にかけて全曲ロサンゼルスでレコーディングされました。

アルバムには、2014年の「NANO-MUGEN COMPILATION 2014」に収録されていた楽曲「Standard / スタンダード」が再録され、収録されています。初回生産限定盤には特典DVDが付属し、「Easter / 復活祭」と「Standard / スタンダード」のミュージックビデオに加え、アルバム『Wonder Future』のレコーディングに密着したドキュメンタリー映像が収録されています。

ジャケットは、シングル「Easter」と同様に、中村佑介によるイラストではなく、白地にアーティスト名とアルバム名が記載されたシンプルなデザインとなっています。

収録曲のうち、「Easter／復活祭」「Standard／スタンダード」「Planet of the Apes／猿の惑星」「Opera Glasses／オペラグラス」にはミュージックビデオが制作されています。

収録曲
1. Easter / 復活祭
2. Planet of the Apes / 猿の惑星
3. Opera Glasses / オペラグラス
4. Seashore and Seaside / 海岸通り
5. Mirror / 鏡面
6. Siren / サイレン
7. Rainbow Flag / 虹が架かる時
8. Standard / スタンダード
9. Wonder Future
10. The Road to Ithaca / イタカへの道

全作詞は後藤正文、全編曲はASIAN KUNG-FU GENERATIONが手掛けています。

初回限定盤DVD
初回限定盤に付属するDVDには、以下の映像が収録されています。

「Easter / 復活祭」ミュージックビデオ
「Standard / スタンダード」ミュージックビデオ
Recording Documentary @ Studio 606 & Rock Falcon Studio

演奏
後藤正文：ボーカル、ギター
喜多建介：ギター、ボーカル
山田貴洋：ベース、ボーカル
伊地知潔：ドラムス
岩崎愛、下村亮介 (the chef cooks me)：コーラス (#8)

『Wonder Future』は、アジカンの新たな音楽的挑戦を示すとともに、彼らのルーツであるラウドロックへの愛情が感じられる作品となっています。

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