XENO (カードゲーム)

XENO（ゼノ）とは

XENO（ゼノ）は、2019年10月に発売された中田敦彦考案のカードゲームです。人気カードゲーム「ラブレター」の考案者であるカナイセイジ氏公認のもと制作されました。皇帝の圧政に苦しむ国を舞台とした重厚なストーリーが設定されており、奥深い世界観も魅力の一つです。本作を題材とするゲーム番組やテーマソングも制作されるなど、様々な展開を見せています。

カードの効果や詳しいルールは、ルールカード裏面のQRコードを読み取ることで、専用サイトにて確認できます。

ゲームの進め方

2〜4人でプレイします。各プレイヤーは、キャラクターのイラストと数字が描かれた10種類18枚の専用カードを使用します。

1. まず、各プレイヤーは手札を1枚持ちます。そして、1枚のカードを裏向きでゲームから除外します。この除外されたカードは「転生札」と呼ばれ、特定の状況でのみ使用されます。
2. 手番が回ってきたら、山札から1枚カードを引き、手札を2枚にします。
3. 2枚の手札から1枚を選び、捨て札とします。この捨てる行為がカードの「使用」となり、カードに記載された効果が発動します。
4. 効果処理後、手番は次のプレイヤーに移ります。
5. 山札が無くなるまで上記を繰り返し、最終的に最も大きい数字のカードを持っているプレイヤー、または最後まで生き残ったプレイヤーが勝利します。

カードの効果によって、他のプレイヤーや自分がゲームから脱落する可能性があります。脱落したプレイヤーは、手札を全て捨て札にします。全員が脱落した場合、引き分けとなります。

カードの種類と効果

少年：革命
強さ：1　枚数：2
2枚目が使用された場合、他プレイヤー1人を指名し、そのプレイヤーに山札から1枚引かせ、2枚の手札を公開させます。使用者はその中から1枚を選び捨て札にします。英雄を公開処刑した場合は転生処理を行います。
兵士：捜査
強さ：2　枚数：2
他プレイヤー1人とカードの種類1つを指定し、そのプレイヤーの手札が指定したカードと一致した場合、そのプレイヤーは脱落します。ただし、「英雄」を当てた場合は転生処理を行います。
占師：透視
強さ：3　枚数：2
他プレイヤー1人の手札を見ることができます。
乙女：守護
強さ：4　枚数：2
次の自分の手番まで、他プレイヤーのカードの効果を受けません。
死神：疫病
強さ：5　枚数：2
他プレイヤー1人に山札から1枚引かせ、元の手札とシャッフルし、使用者どちらを捨てるか決定します。英雄の転生は発動します。
貴族：対決
強さ：6　枚数：2
プレイヤーを指名し手札を確認し合い、強さが相手より高くなかったプレイヤーは脱落します。
賢者：選択
強さ：7　枚数：2
次の自分の手番で山札から3枚引き、好きな1枚を選びます。
精霊：交換
強さ：8　枚数：2
他プレイヤー1人と手札を交換します。
皇帝：公開処刑
強さ：9　枚数：1
他プレイヤー1人に山札から1枚引かせ、2枚の手札を公開させ、その中から1枚を選び捨て札にします。英雄を公開処刑した場合は転生できません。
英雄：潜伏・転生
強さ：10　枚数：1
使用不可。「兵士」で当てられた場合や「少年」「死神」の効果で選択された場合、手札を全て捨てて転生札を手札に加え復活します。「皇帝」の公開処刑で捨て札になった場合は脱落します。

ラブレターとの違い

カードの強さの幅が広がり、枚数バランスや効果も一部変更されています。XENOは、ラブレターよりも途中脱落や運要素を減らし、より心理戦を楽しめるバランスとなっています。

ゲーム番組

2019年12月26日より、中田敦彦によるゲームバラエティ番組『XENO』がYouTubeで配信されています。

出演者
中田敦彦（オリエンタルラジオ・RADIO FISH） - 支配人
* 藤森慎吾（オリエンタルラジオ・RADIO FISH） - 第8回より出演

テーマソング

寺田有希の楽曲「XENO」が、カードゲームXENOの公式テーマソングとして使用されています。

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