Yonawo

yonawo（ヨナヲ）

概要

yonawoは2017年に福岡県で結成された4人組の新世代バンドであり、現在はワーナーミュージック・ジャパン内のAtlantic Japanに所属しています。彼らは2018年に自主制作したEP『ijo』と『SHRIMP』をリリースし、これが瞬時に完売するヒットを記録しました。この成功により、地元のカレッジチャートにランクインし、多くの早耳リスナーに注目されていました。特に、アーティストの紹介でワーナーの担当者が彼らのライブを観に行き、その後メジャーデビューが決まりました。

2020年4月には、初の全国流通盤となるミニアルバム『LOBSTER』をリリースし、その中の「矜羯羅がる」は全国のラジオ局でパワープレイに選出されました。同アルバムは、タワーレコードのスタッフが推奨するアイテムとしても選ばれ、多くの人々に支持されました。また、メジャーデビューアルバム『明日は当然来ないでしょ』の中の楽曲「天神」は、2020年8月に福岡のFM局でパワープレイを同時に獲得し、大きな話題を呼びました。

結成までの経緯

バンドの結成メンバーである荒谷（Vo.）と斉藤（Gt.）は中学校のサッカーチームで出会い、高校時代には音楽に親しむようになりました。荒谷はビートルズに魅了されており、斉藤の家に楽器があることを知って、ギターを教わっていました。しかし、正式にバンドを結成することはありませんでした。

高校卒業後、荒谷はワーキングホリデーでバンクーバーに行くことになりますが、その後、ベースの田中が彼を誘い込む形でバンドに参加することになります。田中は、荒谷の曲に惹かれ、斉藤と食事中に電話で直接参加を申し込んだのです。そしてメンバーにドラムの野元が加わり、荒谷が帰国した2017年冬から本格的に活動を開始しました。

バンド名の由来

バンド名の「yonawo」は、荒谷が高校生の頃に教えてもらった友人の名前に由来しています。この友人は共通の知り合いで、「風をあつめて」というはっぴいえんどの楽曲を教えてくれた人物でした。当時、荒谷は英語の歌詞ばかりを書くことに興味がありましたが、友人の影響で日本語の歌詞にも関心を持つようになりました。

その他の活動

yonawoは基本的に作詞作曲を荒谷が行い、編曲はメンバー全員で協力して行っています。特定の担当者を決めず、クリエイティブなプロセスを大切にしています。2020年7月には未発表のライブ映像を毎週水曜日に公開する「4 Week YouTube Premieres Series」を開始し、公式YouTubeチャンネルで多くのファンに楽しんでもらっています。

2023年12月26日、ボーカルの荒谷が年内をもってバンドを脱退することが発表されました。彼はメンバーとの関係性に悩み、ソロ活動への意欲が高まっていたことを理由に挙げています。現在、yonawoは活動を休止しています。

現メンバー

• - 田中慧（ベース）
• - 斉藤雄哉（ギター）
• - 野元喬文（ドラムス）

元メンバー

• - 荒谷翔大（ボーカル・キーボード）

ディスコグラフィ

• - メジャーデビュー前:

- 『ijo』
- 『SHRIMP』

• - メジャーデビュー後:

- 配信限定シングル
- 配信限定EP
- アルバム

主な出演

• - InterFM897「夜渡り」
• - NHK「シブヤノオト」
• - InterFM897 「Yonawo House」

外部リンク

• - yonawo公式ページ
• - yonawo (@yonawo_jp) - X（旧Twitter）
• - yonawo (@yonawo.jp) - Instagram
• - yonawo (yonawo.official) - Facebook
• - Yonawo - Apple Music

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