ZDNet

ZDNetとは

ZDNetは、アメリカ合衆国で生まれたIT系ニュースサイトです。元々はコンピュータ関連企業であるZiff Davisの出版部門から、1989年に情報サービスとしてスタートしました。その後、2000年7月にCNETに買収され、現在に至ります。

ソフトバンクも過去にZDNetに関わっていました。1995年11月にZiff Davisを買収しましたが、株価低迷のため2000年に売却しています。

ZDNet Japanの歴史

日本におけるZDNetの歴史は、二つの段階に分けることができます。

初代 ZDNet Japan (1997年-2004年)

1997年9月、ソフトバンク出版事業部（現在のソフトバンククリエイティブ）とアメリカのZiff-Davisが合弁で、ITニュース情報サイト「ZDNet Japan」を日本で開設しました。しかし、ソフトバンクがZiff-DavisをCNETに売却したこと、そしてアメリカのZDNetが企業向け情報に特化する方針へと転換したことで、ZDNet Japanはライセンス契約満了を迎え、2004年1月に「ITmedia」へとブランド名を変更しました。これにより、ZDNetは日本から一時的に撤退し、ZDNet Japanも姿を消すこととなりました。

2代目 ZDNet Japan (2005年-現在)

2005年4月、CNETの日本法人であるシーネットネットワークスジャパンによって、「ZDNet Japan」が再び開設されました。アメリカ版と同様に、企業向けのIT関連ニュース、事例、ブログなどが配信されました。しかし、2008年5月15日にCNETがCBSコーポレーションに買収されたことで、CNETが運営するウェブメディアの再編が行われました。その結果、「GameSpot Japan」や「鉄道コム」とともに、「ZDNet Japan」は朝日新聞社に継承されることになりました。そして2009年9月1日からは、朝日新聞社の子会社である朝日インタラクティブが運営を引き継ぎ、現在に至っています。

現在のZDNet Japan

現在のZDNet Japanは、企業向けのITニュースを中心に、最新の技術動向、製品情報、導入事例などを幅広くカバーしています。IT業界のプロフェッショナルにとって、欠かせない情報源の一つとなっています。

関連項目

ソフトバンク
ITmedia
CNET

外部リンク

ZDNet（英語）
ZDNet Japan
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