『ZIP!CHUKYO』の概要
『
ZIP!CHUKYO』は、中京テレビが2023年
4月3日から
2024年9月27日にかけて放送した、平日朝のローカル
情報番組です。この番組は、全国で人気の朝の
情報番組『
ZIP!』の一環として制作され、東海地方向けに地域のニュースや天気情報を生放送で提供しました。
番組の開始と進行
中京テレビでは、以前から『
ZIP!』をフルネット放送していましたが、2023年度から東海ローカルでの放送を増やすことになりました。3枠設定された天気予報の差し替えにとどまっていた放送内容が大幅に拡充され、地域の情報がより強化されることとなりました。この番組は、新聞などのメディアでは独立した番組として扱われていませんが、視聴率の公表などにおいても「
ZIP!」として扱われています。
番組の初回放送は2023年
4月3日で、入社4年目の
田村浩平アナウンサーがMCを務め、
気象予報士の比連崎実とともに天気情報を伝えました。放送開始から約4ヶ月後の8月18日には、放送回数が100回を迎え、地元の視聴者から支持を受けるようになりました。
番組は最初の半年間はささしまライブから生中継で放送されていましたが、2023年10月2日以降は
名古屋駅前からの生放送に切り替えられました。
変更とリニューアル
2024年3月29日には、
田村浩平と比連崎実が卒業し、後任として
中川萌香アナウンサーが新MCとして登場しました。中川アナは入社2年目にして新たな役割を担い、天気だけでなく地方のニュースやスポーツ情報も提供するようになりました。新たなサブキャスターとして、
月曜日には
佐藤和輝、火・
水曜日に
岡田健太郎、木・
金曜日には
鈴木康一郎が担当することが発表されました。
また、中継リポーターは
仲川晴斐と
赤木由布子が交代で担当し、観客にその日の天候や地域の様子をリアルタイムで伝える役割を果たしました。特に中川の夏休みにおいては、赤木が代行するなど柔軟な対応が求められました。
番組は
2024年4月1日よりリニューアルされ、その後も新しい情報を続々とお届けすることが計画されていました。特に、各曜日のサブキャスターが異なるキャラクターで情報を伝え、一貫性のある情報提供が配慮されました。
放送場所とタイムテーブル
『
ZIP!CHUKYO』の放送は、当初中京テレビ本社前などから行われていましたが、2023年10月からは毎日
名古屋駅周辺からの中継に変更されました。さらに
2024年4月からは新たに装飾されたスタジオから放送されるようになり、視覚的にも新鮮な印象を安定させました。
番組の放送時間は
月曜日から
金曜日の5:56から始まり、合計で3つの枠が設けられ、各枠によって内容を工夫しながら臨機応変に進行されました。視聴者は、毎日異なるコーナーを楽しむことができ、時折重大ニュースにも迅速に対応する体制が整えられていました。
最終回と今後
2024年9月27日をもって『
ZIP!CHUKYO』は放送を終了し、10月からは新番組「
あさドレ♪」が始まることが既に告知されています。これにより一部の出演者が新番組にも出演することが決まり、閉じた番組の次に向けた新たな展開が期待されています。
『
ZIP!CHUKYO』は、地域密着型の
情報番組として、視聴者の日常に根ざしたコンテンツを提供し続けました。