BŌMI

BŌMI：アメリカ生まれのシンガーソングライターの軌跡

BŌMI（ボーミ）は、アメリカ合衆国で韓国人の両親のもと1987年に生まれた女性歌手です。日本を拠点に活動しており、独特の歌声と幅広い音楽性で知られています。彼女の音楽キャリアは、2011年にプロデューサーのwtf!?との出会いから始まりました。

インディーズ時代：才能の開花

2011年7月、タワーレコード限定でリリースされた1stミニアルバム『Gyao!Gyappy!!Gyapping!!!』で、音楽シーンにデビュー。翌2012年には、2ndミニアルバム『OH MY POOKY!!!』を発表し、収録曲「iYo-Yo」はMTVやスペースシャワーTVでヘビーローテーションされるなど、高い人気を獲得しました。同時期には、日本テレビの番組テーマソングやCMソングも担当するなど、その存在感を示しました。精力的なライブ活動にも取り組み、J-WAVE presents『TOKYO REAL-EYES LIVE SUPERNOVA』やCINRA presents 『exPoP!!!!!』といった大きなイベントにも出演しています。

メジャーデビューと飛躍

2012年6月、日本コロムビアからメジャーデビューを果たしました。メジャー1stミニアルバム『キーゼルバッファ』は、彼女の音楽性を広く知らしめるきっかけとなり、「キューティクル・ガール」はTBS系列『COUNT DOWN TV|COUNT_DOWN_TV』のエンディングテーマとして採用されました。同曲はミュージックビデオも制作され、高い評価を受けました。

同年10月には、初のフルアルバム『メニー・ア・マール』をリリース。映画『今日、恋をはじめます』のテーマソング「エクレア」を含む全曲を収録し、その多様な音楽性を改めて示しました。また、同年11月には、代官山UNITで初のワンマンライブ『bomb bomb bomi!』を開催し、多くのファンを魅了しました。

継続的な活動と進化

2013年には1st EP『ビューティフォーEP』をリリースし、収録曲「ビューティフォー」が日本テレビ『ミュージックドラゴン』でパワープレイを獲得。初の東名阪ワンマンツアー『ワンダフォーに踊れ2013』を開催するなど、精力的に活動しました。

2014年以降も、配信限定シングルをリリースし続け、2015年には2ndアルバム『BORN IN THE U.S.A』を発表。このアルバムを機に、アーティスト名を「bomi」から「BŌMI」に変更しました。

新しい挑戦：チルポッププロジェクト「Be A Good Neighbor」

2023年、BŌMIは自主レーベル「OneMile Record」を設立し、チルポッププロジェクト「Be A Good Neighbor（ビーアグッドネイバー）」をスタートさせました。このプロジェクトでは、これまでとは異なる音楽性に挑戦しており、配信限定シングル「Old Enough」では、ドイツのローファイ・ヒップホップレーベル所属アーティストをフューチャリングするなど、グローバルな視点も取り入れています。

多様な活動と今後の展望

BŌMIは、歌手活動に加え、ラジオ番組への出演や映画への声の出演など、多方面で才能を発揮しています。インディーズ時代からの地道な活動から、メジャーデビュー、そして新たなプロジェクトへの挑戦と、常に進化を続ける彼女の今後の活動から目が離せません。彼女の音楽は、多様な音楽的要素を巧みに融合させ、聴く者の心を掴む力を持っています。これからも、BŌMIの音楽を通して、多くの人々に感動と喜びを与え続けることでしょう。

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