あぢゃ

あぢゃ：多様な顔を持つ女優、モデル、そして母

神奈川県横浜市出身のあぢゃ（本名：日原麻美）さんは、女優、ファッションモデルとして活躍するマルチな才能の持ち主です。1983年6月29日生まれ。東京都の高校に通っていましたが、中退後、通信制高校へ進学。高校時代からファッション雑誌『popteen』のモデルとしてキャリアをスタートさせました。

初期は、いわゆる「ヤマンバギャル」スタイルで注目を集め、富士急ハイランドのCMにも出演。その個性的なスタイルを活かしたタレント活動を行い、人気を獲得します。その後、スタイルを一新し、素顔での活動にシフト。現在に至るまで、女優として、モデルとして、そして一人の女性として、多様な魅力を発揮し続けています。

芸能活動の傍ら、彼女は芸能人女子フットサルチーム「chakuchaku J.b」にも所属。ゴールキーパーとフィールドプレイヤーを兼任し、背番号2番をつけて活躍していました。

私生活では、2020年2月22日に入籍。結婚を機にホステスの仕事を卒業したことを自身のブログで発表しました。結婚記念日は、亡くなった母親の誕生日だったというエピソードも明かしています。2021年には第一子となる男児、2022年には第二子となる男児を出産。現在、夫と二人の息子たちと幸せな家庭を築いています。

あぢゃさんの家族構成は、父、母、姉の4人家族でした。両親は店を経営しており、あぢゃさんが中学生の頃、母親は42歳で亡くなっています。姉は沖縄県在住です。幼少期は「ネコバス」というあだ名で呼ばれ、日能研に通うなど、学習にも熱心に取り組んでいたようです。中学受験の経験もあるとのことです。高校時代には、ファッションモデルで実業家のMALIA.を友人としています。

彼女の芸能活動は多岐に渡ります。映画では、『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』、『偶然にも最悪な少年』、『アニムスアニマ』など数多くの作品に出演。テレビドラマにおいても、『池袋ウエストゲートパーク』、『木更津キャッツアイ』、『マジすか学園』など話題作への出演歴があり、幅広い役柄をこなす演技力で知られています。また、『ハピはぴ・モーニング〜ハピモ〜』などの情報番組やバラエティ番組にも出演し、親しみやすいキャラクターで視聴者から支持を得ています。

近年では、2024年8月14日に放送された中京テレビの『こどもディレクター』に出演。番組では、亡き母との思い出や、父への謝罪の言葉などを語りました。この放送は、多くの人々の心を打ったとされています。

あぢゃさんは、華やかな芸能活動の裏側で、家族を大切にする母親としての顔、そして、過去の出来事と向き合う正直な一面も持ち合わせています。多様な経験と個性、そして飾らない人柄が、彼女の大きな魅力となっています。これからも、女優、モデル、そして母として、あぢゃさんの活躍から目が離せません。

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