いしかわ総合スポーツセンター

いしかわ総合スポーツセンター

いしかわ総合スポーツセンターは、石川県金沢市に位置する県立のスポーツ施設であり、地域のスポーツ活動を支える重要な拠点となっています。この施設は、2008年4月12日に正式にオープンしました。その際には、女子バレーボールプレミアリーグのエキシビジョンマッチが開催され、大注目を集めました。さらに同年末には、重量挙げのアジア選手権や全国中学校バレーボール選手権大会も行われるなど、早くから活発な利用が進んでいます。2023年には、いしかわ百万石国文祭の開会式も行われ、天皇・皇后が訪れるなど、多くの注目を集めるイベントが開催されました。

施設の中心となるメインアリーナは、約3,680平方メートルの広さを持ち、バレーボール、バスケットボール、ハンドボールなど、さまざまなスポーツイベントが行えます。さらに、固定席が2,806席、可動席が2,152席、車いす席が42席、貴賓席が19席という充実した座席数を誇っています。加えて、サブアリーナや25mのプール、トレーニングルームなど、多彩なトレーニングや運動ができる施設も完備しています。

特にトレーニングルームには基礎体力や筋力を測定できる科学的な機器が整備されており、利用者はより効果的にトレーニングを行うことが可能です。また、この施設は老朽化した石川県体育館の代替施設として建設され、生涯スポーツの発展を目指して設計されています。

いしかわ総合スポーツセンターは有料の施設であり、個人利用や専用利用によって異なる料金体系が採用されています。そのため、使用する際は事前に料金を確認することが重要です。さらに、2024年1月1日に発生した能登半島地震では、避難所として機能した実績もあり、地域コミュニティにおいても重要な役割を果たしています。

運営は、石川県スポーツ協会、北陸体力科学研究所、石川県ビルメンテナンス協同組合の三者が協力し、指定管理者として行っています。この運営体制は、利用者に向けたサービスの向上を目指し、地域のスポーツ活動を促進するための基盤となっています。

開館時間は毎日午前9時から午後10時までであり、年末年始（12月29日から1月3日）は休館日となっています。アクセス方法としては、金沢駅から自家用車で約20分、またはバスを利用し、安原または済生会病院行きの路線バスに乗り、稚日野バス停で下車することができます。これにより、アクセスの良さも多くの利用者にとって魅力的なポイントでしょう。

今後もいしかわ総合スポーツセンターは、地域のスポーツ振興と健康促進の中心地として、その役割を果たし続けると期待されています。

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