えひめこどもの城

えひめこどもの城

えひめこどもの城は、愛媛県松山市にある県立のテーマパークで、児童厚生施設として1998年に開園しました。場所は松山市西野町と砥部町宮内に広がっており、周辺には県立とべ動物園や県総合運動公園が隣接しています。運営は2006年から指定管理者制度を導入し、現在は伊予鉄総合企画が提供しています。

施設の概要

園内は豊かな自然に囲まれており、子供たちが様々な体験を通じて楽しむことができるよう、いくつかのエリアに分かれています。それぞれのゾーンには独自のアクティビティが用意されており、訪れる人々に多様な遊びを提供します。具体的には、以下のようなエリアがあります。

こどものまち

このエリアの中心施設である「あいあい児童館」では、多目的ホールや音楽室、さらには迷路といった多様な遊具があります。ここは子供たちの社交場として、友達と一緒に自由に遊ぶことができるスペースです。特に音楽室では音楽を楽しむアクティビティも行われています。

イベント広場

ここには、野外ステージや水遊びができる水路、ボート遊びが楽しめる通谷池（ため池百選）があります。多くのイベントがここで開催され、レストラン「アイ・リヴァージュ」ではおいしい食事も楽しめます。家族で過ごすにはぴったりの場所です。

冒険の丘

冒険心をくすぐるこのゾーンでは、ボブスレーとてんとう虫のモノレールがあり、アドレナリンが高まる体験を提供します。また、四輪バギーによる体験もできるため、アクティブな子供たちにとって魅力的なエリアです。

てっぺんとりで

標高170mのこのエリアでは、展望台から美しい景色を楽しむことができます。ここからの眺めは特に素晴らしく、疲れた体を休めつつ自然に癒されます。

創造の丘

ここでは創作工房があり、陶芸（砥部焼）や木工などのアクティビティに参加できます。子供たちが自分の手で作品を作ることで、創造性を育むことができます。

ふれあいの森

自然豊かなこのエリアでは、野鳥や動物の観察が楽しめます。自然のままの森が広がっているため、生き物に触れ合うことで自然への理解を深めることができます。

ジップライン

隣接のとべ動物園との間には、全長730mの池越えのジップラインがあります。これは事前予約が必要で成人3000円、子供1400円と有料ですが、空中を滑走する爽快感が味わえる人気のアクティビティです。

利用案内

入園料は無料ですが、各施設の利用には年齢に応じた料金が発生し、アトラクションには年齢制限があります。通常の開園時間は9時30分から16時30分で、夏休み期間中は17時30分まで延長されます。駐車場は松山側と砥部側にそれぞれあり、普通車は300円で利用できます。

周辺施設

えひめこどもの城の近くには、愛媛県総合運動公園や県立とべ動物園があり、訪れた際にはこれらの施設も合わせて楽しむことができます。多様なアクティビティが用意されており、子供たちの成長を支えしながら楽しい思い出を作ることができる素晴らしい場所です。

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