おいでやす小田

おいでやす小田について

おいでやす小田（おいでやすおだ）とは、日本の著名なピン芸人かつ俳優であり、吉本興業に所属する彼は、自身の特異なスタイルで知られています。本名は小田芳裕で、1978年7月25日に京都府で生まれました。小田の身長は173cmで、体重は65kg、血液型はA型です。また、彼は京都府の文化観光大使でもあることからも、地元を大切に思う気持ちが伝わってきます。

来歴

京都市で育った小田は、京都府立北稜高等学校を卒業後、衝動的に芸人の道を志すことになります。大阪電気通信大学には入学したものの、中退し、2001年から西森洋一（モンスターエンジン）とのコンビ「蛇腹」で活動を開始し、経験を積んでいきました。

その後、奥重敦史と「土瓶」というコンビを組むものの、4年半後に解散。ピン芸人としての活動を本格化させたのは2008年であり、2018年には活動の拠点を大阪から東京に移しました。これまで、彼はR-1ぐらんぷりに連続ファイナリストとして出場しており、その名を広めています。特にコントを得意としながらも、漫才にも情熱を注いでおり、M-1グランプリにも毎年挑戦しています。

2019年、彼はこがけんと共に「おいでやすこが」として出場し、大きな成果を上げました。2020年には、見事に決勝進出を果たし、準優勝を達成しました。

芸風

おいでやす小田の芸風は非常にユニークで、シンプルな場面に対して巨大な声でツッコミを入れ、ダイナミックに動き回るスタイルが特徴です。彼のツッコミは「地団駄ツッコミ」とも称され、声量は100デシベルに達し、これはジェット機のエンジン音に匹敵します。この強い声を活かし、コントや漫才において、彼は絶妙の演技を見せています。

バラエティ番組でもよく見かけ、近年はカンニング竹山との比較もされることが多くなっています。

人物像

趣味はバスケットボールで、NBAに関する雑誌をコレクションしているほどの熱心なファンです。また、かつての職場でのエピソードや彼の家族構成も興味深いポイントです。結婚しており、実家は京都に位置しています。

小田のエピソードの一つには、野生のヌートリアが彼の家を訪れるという珍事があり、これが話題になったこともあります。また、彼の過去には、トイレで松本人志と初対面した際の感動的な出来事なども語られています。

彼は2022年にドラマにも出演し、様々な役柄を遊びながら、幅広いジャンルで活躍しています。特に閉所恐怖症であることが明らかになる一幕もあり、意外な一面が注目されました。

近年の活動

2022年には、ORICON NEWSでのブレイク俳優ランキングにランクインするなど、順調にキャリアを築き続けています。2021年には新たにテレビドラマや特別なバラエティ番組への出演もあり、特に自らが主宰するライブイベントでは多くのファンが訪れることでも有名です。また、彼の声量を活かしたナレーションやラジオ番組でも存在感を発揮しています。

おいでやす小田は、今後もお笑い界でのさらなる活躍が期待されるような、多彩な才能を持つエンターテイナーです。

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