おまかせ!みらくるキャット団
『おまかせ!みらくるキャット団』は、
2015年3月から
2016年2月にかけてNHK Eテレで放送された日本の
アニメーション作品です。この作品は、猫を愛してやまないタレントの
中川翔子が原案を手掛けており、自身の飼い猫「マミタス」をはじめとする10匹の猫たちがキャラクターとして登場します。もともとのタイトルは『おまかせマミタス』でしたが、「マミタス」が商標登録されていたため、放送直前にタイトルが変更されました。
物語の概要
物語は、東京の谷中野という場所に住む少女、ぽこ美(通称:ポコタン)を中心に展開します。ポコ美は運動や勉強が苦手な小学生で、彼女の成長を見守る亡き父・夏彦は天界「ヨミヨミランド」から心配しながら彼女を見つめています。ある日、夏彦は地上に降り立ち、ポコ美の飼い猫であるマミタスに魔法の猫じゃらし「みらくるじゃらし」を渡します。この猫じゃらしの魔法で、マミタスは「みらくるキャット」として変身。ポコ美や家族、近所の猫たちと共に様々な騒動を巻き起こします。
主なキャラクター
- - 赤川ぽこ美(ポコタン):小学生の女の子。勉強や運動が苦手。
- - 赤川夏彦:ポコ美の亡き父でポップスター。天界から娘を見守る。
- - 赤川礼子:ポコ美の母。
- - 白田悦子:ポコ美の祖母。
- - 藤桜子(さくらこちゃん):ポコ美の唯一の友達。
- - 大河原河大(おにがわら):ポコ美のクラスメイト、玩具屋の息子。
他にも多彩なキャラクターが登場し、物語を彩ります。特に、マミタスをはじめとする猫たちは個性的で、それぞれのバックストーリーも持っています。中には
中川翔子が実際に飼っている猫もキャラクターとして描かれており、親しみやすさを感じさせます。
スタッフ
作品は
中川翔子が原案を担当し、原作にはルノアール兄弟と吉盛が名を連ねています。また、監督として
橋本みつおが、シリーズ構成には
園田英樹が参加しており、アニメの制作は
小学館集英社プロダクションおよびOLMが行っています。音楽は
宮崎慎二が担当し、オープニングテーマ「
ネコブギー」は細野晴臣によって作詞・作曲され、しょこたん♥はるおみが歌っています。
放送とラジオ版
本作は
2015年8月と
2016年3月に既存エピソードのアンコール放送が行われました。また、コミカライズやノベライズも展開され、幅広いメディアで親しまれる作品となりました。
全体を通して、
ネコたちのかわいらしさや、ポコ美の成長物語が描かれており、子供たちにとって楽しいエンターテイメントとして人気を博しました。猫好きな人々にも愛される作品として、多くのファンの心を掴んでいます。