けみお

kemio：デジタル世代のカリスマ

kemio（けみお）は、1995年10月16日生まれの日本のマルチタレントです。YouTuber、ファッションモデル、エッセイスト、歌手として幅広く活躍し、若者を中心に絶大な人気を集めています。そのユーモアあふれるトークと独自のセンスは、「デジタル世代のカリスマ」と称されるほど。

生い立ちと初期の活動

神奈川県で生まれたkemioは、幼少期に両親を亡くし、祖父母のもとで育ちました。目立つことが好きで、高校時代は問題児として教師に注意されることもあったそうです。幼い頃からアイドルを目指し、ジャニーズJr.として活動した時期もありましたが、その後、海外のコメディアンに影響を受け、動画投稿を始めました。

2013年、6秒動画アプリVineに投稿を開始。当初は風景や友達とふざける様子を投稿していましたが、女子高生のあるあるネタが注目を集め、人気が急上昇。テレビ番組でYouTubeへの動画投稿が紹介されたこともきっかけとなり、一躍話題の人となりました。

マルチタレントとしての才能開花

kemioは、きゃりーぱみゅぱみゅに憧れて雑誌『HR』に自室の写真を投稿したことがきっかけで、専属モデルとしてデビュー。2014年には情報番組『めざましテレビ』で冠コーナーを担当し、クイズ番組『クイズ30〜団結せよ!〜』にもレギュラー出演するなど、活動の幅を広げていきました。

音楽活動にも挑戦し、モデル仲間と「けみお&アミーガチュ」を結成。奥田民生が楽曲提供したシングルでメジャーデビューを果たしました。その後、ソロとしてもデジタルシングルをリリースしています。

2015年からは、NHK高校講座『お悩み解決!ベーシック数学』でテレビドラマにレギュラー出演。NHK連続テレビ小説『まれ』にも出演するなど、俳優としての才能も発揮しました。

インフルエンサーとしての確立

2015年に開設したYouTubeチャンネルは、2022年には登録者数200万人を突破。kemioは、アメリカを拠点に活動しながら、YouTubeを中心に独自のコンテンツを発信し続け、多くのファンを魅了しています。

動画内で発した「あげみざわ」や「ないたー」は、2018年のJC・JK流行語大賞に選ばれるなど、若者を中心に大きな話題となりました。2019年には初の著書『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』を出版し、ベストセラーを記録。2020年からはポッドキャスト『kemioの耳そうじクラブ』を配信するなど、多岐にわたるメディアで活躍しています。

人物像

kemioは、レディー・ガガやきゃりーぱみゅぱみゅを理想のスーパーアイドルとして挙げています。彼らの独創的なファッションや人道的な活動、国際的な活躍に憧憬を抱いているそうです。

ギャルのような口調と独自の語彙が特徴で、「kemio語」として親しまれています。「あげみざわ」や「ないたー」など、彼が生み出す言葉は若者の間で流行し、社会現象となることもあります。

2019年にはゲイであることをカミングアウトし、LGBTQ+コミュニティのロールモデルとしても注目されています。

まとめ

kemioは、YouTubeをはじめとする様々なメディアで、その才能を発揮し続けるマルチタレントです。彼の発信するメッセージは、多くの若者に勇気と希望を与え、社会にポジティブな影響を与え続けています。今後の活躍にも目が離せません。

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