こたけ正義感

こたけ正義感のプロフィールとキャリア

こたけ正義感（本名：小竹克明）は、1986年5月12日生まれ、京都府出身の日本のお笑い芸人であり、現役の弁護士でもあります。彼はワタナベエンターテインメント、漫才協会、そして東京弁護士会に属しています。お笑いと法律の両方のキャリアを持つこたけは、そのユニークな経歴から多くの人々に親しまれています。

学歴と弁護士としてのキャリア

こたけは、京都市立二条北小学校や二条中学校を経て、京都府立山城高校を2005年に卒業しました。その後、香川大学法学部を2009年に卒業し、立命館大学法科大学院を修了。愛媛県での司法修習を経て、2012年には東京弁護士会に登録され、法律事務所で勤務を開始します。

お笑いキャリアの始まり

法律の仕事をしながら、こたけはワタナベコメディスクールに24期生として入学し、2017年にはお笑いコンビ「ほどよし」を結成しました。主に漫才を行い、ボケ担当を務め、その活動は順調に進展します。しかし、2019年にコンビが解散し、以降はピン芸人として新たな道を歩むことになります。

テレビ番組と賞レースでの活躍

デビュー直後から、こたけは『ウチのガヤがすみません!』などのテレビ番組に出演し、瞬く間に注目を集めました。2021年のM-1グランプリでは、ユニット「ワタリ正義感」として3回戦まで進出し、2022年のR-1グランプリでは準々決勝に進出。2022年には法律をテーマにしたフリップ芸でワタナベお笑いNo.1決定戦にて準優勝を果たし、そのプレゼンテーションは審査員から高く評価されました。

近年の活動とYouTubeチャンネル

2023年には、R-1グランプリの敗者復活戦に向けて自費で宣伝カーを製作し、多くの話題を呼びました。その活動が実を結び、復活ステージではインターネット投票で第一位に選ばれる快挙を達成。加えて、2022年3月からはYouTubeチャンネル「こたけ正義感のギルティーチャンネル」を運営し、様々なコンテンツを公開しています。特に、法廷バトルアドベンチャーゲーム『逆転裁判』の実況動画は多くのファンから支持されています。

人物像と家族

既婚者であるこたけの妻も弁護士であり、グーグル米国本社の専属弁護士として活躍中です。彼の兄は吉本興業に所属する俳優の小竹佑典です。お笑いに対する情熱が強く、事務所から文化人枠への所属変更を提案された際には、そのオファーを断ったとされています。

芸風と出囃子

こたけの芸風は、法律や弁護士業に絡めたスタンダップコメディが特徴です。特に、フリップ芸を用いて「弁護士ですら理解の及ばない法律」と称する変わった法律を紹介することで知られています。彼の出囃子は東京事変の「修羅場」で、観客からの人気も高まっています。

まとめ

こたけ正義感は、弁護士という異色の職業を活かしながら、笑いを届ける活動を続けています。さまざまなメディアでの活躍やYouTubeチャンネルの展開により、その存在感はますます増しており、今後の期待が高まる日本の芸人の一人です。

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